ある元三重大学生のブログ: 2015.09

2015年9月12日土曜日

携帯料金はもっと下げるべき

本日(9月12日)付け、読売新聞電子版で、『首相「携帯料金負担大きい」…引き下げ検討指示』という記事が出ていました。

そもそも大手の携帯料金は、高すぎると思います。
スマホ利用だと、月々5000円では済まないレベルです。

仮に、7000円だとしても、
年間84,000円!!

今や高校生以上の国民は、ほぼ全員が所持しており、この携帯料金は税金に等しいものではないでしょうか。

もちろん所持しないことも可能ですが、かなりの意志が必要でしょう。
交友関係や就職活動に影響が出るのは間違いありません。
就職活動では、携帯をもっていないとなれば、「変人」扱いされ、不利になることさえあるかもしれません。
そのような点で、もはや大学生にとって携帯は事実上義務化されています。


よく税金の無駄遣いはテレビなどで批判されますが、携帯料金に対する批判は、少ない気がします。
携帯大手が巨大スポンサーだからでしょうね。

CMなどで、犬やら桃太郎やらに莫大な費用を掛けている現状は、結構な無駄遣いだと思うのですが・・・。

このような現状を打開すべく、格安携帯が出てきています。
大手の回線を借りることで、サービスを提供するものです。

例えば、IIJでは、データ通信(音声通話なしプラン)は3GBで900円/月です。
音声通話ありで、スマホと同じように利用できるようにしても、大手と比べてかなり安い(3GB1600円/月~)です。(料金は2015.9.12現在)

回線は、ドコモのLTEを利用するため、品質はドコモと同じと思われます。

ドコモHPでも、「当社一般ユーザー様に対して提供する通信速度と同等の通信速度とします。」と紹介しています。)

もちろん、大手にしてみれば、敵に塩を送る行為なので、総務省に言われ嫌々貸しているということでしょう。

政策として、大手に値下げ圧力を加えてはいるということでしょうね。

大手の設備投資や技術開発に莫大なコストを要するのは事実でしょう。
とにかくいたるところに、基地局がありますからね。

しかし、加入者数が極めて多い点や安定して収入がある点から考えても携帯料金は値下げ可能なはずです。
一流有名人やら犬やらを採用した宣伝を、大量に投入している場合ではありません。私達もCMを面白がっているだけでは、携帯大手にとって都合の良いカモです。