やはり無理がありましたね。
NHK「はらわたが煮えくり返る」高校からは憤り 英語民間試験延期
2019年11月1日 18時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160831000.html
以前の当ブログ記事大学入試の「就活」化(2013年11月9日)でも指摘したように、
入試改革が急進的すぎます。
就活のように、受験生たちは英語資格試験に必死になります。
資格試験は大学入試と比較して厳格性に欠けるでしょう。例えば、問題の使いまわしやテクニックで点数をかなり稼げるといった点です。
入試でも使いまわし・テクニックはありますが、その程度が大幅上昇しかねません。
そして、受験回数の問題が大きいです。
一発勝負の入試とは違い、受験料を支払えば、複数回受けた中のまぐれで高得点のものを使えてしまいます。
受験料を払えて、受験会場に近い人間が得する仕組みです。
世界的な流れや日本のこれからを考えた時、現行の入試制度ではまずいという意識は理解できます。
しかし、中央教育審議会はあせりすぎたのではないでしょうか。本当に現行入試制度はここまで変更する必要があるのでしょうか。
今一度、再考を求めます。