ある元三重大学生のブログ: 2019

2019年12月7日土曜日

サイゼリヤのコーヒー

サイゼリヤを最近よく利用します。
三重大学前にもありますね。

価格の割においしいですし、すっかりファンになっています。
ガストは品質に対してやや割高なんですよねえ。

しかし、サイゼリヤで改善して欲しいのがコーヒーです。
とにかく(悪い意味で)苦い!なんだかえぐ味もします。香りも何だか・・・

推定ですが、その他ドリンクがコカ・コーラ社ですので、コーヒーも同社なのかもしれません。なんとなく、苦さとかがコカ・コーラ社の缶コーヒー「ジョージア」に似てる気もします。
また、コーヒー豆もおそらく「ロブスタ種」(安価・低品質とされる)がかなり配合されていたのではないでしょうか。
※コーヒー豆は「ロブスタ種」「アラビカ種」の2種に大別できます。
アラビカ種は高価・高品質とされています。


そして、先日のメニュー改定でコーヒーが新しくなりました。

「コーヒー(セットドリンクバー) ・・・・・アラビカ100%の新ブレンドに。 後味すっきり!」
出所:株式会社サイゼリヤ News release 2019年9月27日(PDF)

とのこと。
「アラビカ100%」との文言に注目です。これまではこのような表示はなく、ロブスタ種が配合されていたと推定されます。

実際に飲んでみました。
確かに、以前のような嫌な風味はしません。
コンビニ100円コーヒーには敵わないですが、これで190円(セットドリンクバー)で飲み放題なら悪くないです。
やはり多少の悪い苦みがありますが、渋味も抑えられ甘いものに合いますね。
個人的にはもう少しさっぱりした味が好きですが・・・

品質に非常に熱心なサイゼリヤ。
コーヒーについてもさらなる向上に期待したいです。

余談①
サイゼリヤは津駅ビル内にもあり、そこではなんとキャッシュレス(クレジットカード・交通系)利用可って知ってましたか。
経費削減のため現金のみのイメージですが入居場所によっては対応せざるを得ない様子です。

余談②
サイゼリヤはなぜ安いのか?
推定ですが、広告宣伝費の削減も一因だと思います。
企業の広告宣伝費は莫大です。知らないだけで相当な価格上昇要因になっていると思います。
サイゼリヤは確かにCMって見かけないですよね。クーポンとかも見たことないですし。そのせいかTV番組などへの露出がガスト系と比べかなり少ないように思います。民放は当然広告主優先でしょうからね。
なんだか応援したくなる企業です。






2019年11月1日金曜日

大学入試で英語民間試験の延期が決定

やはり無理がありましたね。

NHK「はらわたが煮えくり返る」高校からは憤り 英語民間試験延期
2019年11月1日 18時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160831000.html

以前の当ブログ記事大学入試の「就活」化(2013年11月9日)でも指摘したように、
入試改革が急進的すぎます。

就活のように、受験生たちは英語資格試験に必死になります。
資格試験は大学入試と比較して厳格性に欠けるでしょう。例えば、問題の使いまわしやテクニックで点数をかなり稼げるといった点です。

入試でも使いまわし・テクニックはありますが、その程度が大幅上昇しかねません。

そして、受験回数の問題が大きいです。
一発勝負の入試とは違い、受験料を支払えば、複数回受けた中のまぐれで高得点のものを使えてしまいます。

受験料を払えて、受験会場に近い人間が得する仕組みです。

世界的な流れや日本のこれからを考えた時、現行の入試制度ではまずいという意識は理解できます。
しかし、中央教育審議会はあせりすぎたのではないでしょうか。本当に現行入試制度はここまで変更する必要があるのでしょうか。
今一度、再考を求めます。

2019年9月21日土曜日

映画「天気の子」

※以下、内容や結末に関する内容が含まれます。


【総評】
悪くはないけど、映画館料金で見るほどではない。
ジブリには及ばない。中二病的な面が大きい。
米アカデミーでの受賞は、最も良くて部門賞。おそらく受賞なしと予想。


【良い点】
・作り込みがすごい。映像がとても綺麗
・意外な結末。シンプルながら、ありそうでない。
・一定の社会性(気候変動など)

【悪い点】
・音楽が一部くどい
・スポンサーが前面に出すぎる
・イマイチ物語に入り込めない。何かが足りない。

【私の意見】
①結末
意外な結末と聞いていたので、鑑賞後なるほどなあと思いました。

しかし、唸らされるものではないですね。さすがに現実乖離が大きすぎます。
東京が水没すれば、地下鉄、地下電線、上下水道など都市機能を失うことになります。しかし、不自由なしに暮らしている。

好意的に解釈すれば「人間は適応能力があるんだ」となるのでしょうが違和感が拭えませんでした。

②村上春樹との関連
「ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)」が序盤で複数回画像に写ります。村上春樹が翻訳を担当した本です。

ネット上で見かけないのですが、この映画で私は村上春樹「1Q84」を想起しました。
あの代々木ビルのらせん非常階段。そこを上ると異世界への入口がある。

この設定は「1Q84」で女主人公が首都高速の非常階段を降りることに始まり(異世界へ)、昇ることで終わった(元の世界へ)ことと酷似します。

異世界への入口にはこういう設定が多いんでしょうか?

③社会性
これはアカデミー賞でも評価対象になると思われます。
止まない雨、豪雨、異常気温は気候変動(地球温暖化)を思い起こさせます。

記録的な雨の降り続ける東京は決してフィクションではありません。
あり得る話です。

気象予報士(荒木健太郎気象研究所研究官)が監修者としてエンディングロールに出てきますので、雲の描写も現実的だったような気がします。
「天気の子」監督と雲研究者が語る異常気象 日経サイエンス 新海誠氏×荒木健太郎氏

一方で、疑問が拭えない部分も多いです。

気象の観点で言えば、日照不足は相当に深刻なはずですが、食糧不足の気配はありません。ニュースで少し触れているシーンがあるくらいです。
「東京のみの局地的現象なので食糧生産は問題ないのだな」と自分を納得させながら観ていました。まさか食糧不足で日清のラーメンだったとか笑
特別警報とかの領域を超えてますね。

さらに、父母がいない状況の中3と小学生が、アパートに住み続けているというのは不自然です。
公的支援を受けている気配もなく、年齢詐称してマクドナルドでアルバイトしている始末。金銭目的で中3がアヤシイ店で働く寸前でした。児童売買に等しいような・・・
病院のソーシャルワーカー等は何をしていたのでしょう・・・。警察が連行するまでは児相職員が「二人きりじゃあねえ」とのセリフのシーンがあるのみです。
実際には、児相や生活保護などの制度があるのでこういうことにはならない(はず)ですが。

また、拳銃を拾うという設定も違和感を持ちました。あの怖いお兄さんに奪われて射殺されていた恐れもあります。追い詰められた状況下であっさり撃ちますが、撃ち方も何で知ってんの?

また、ジャーナリスト男が誘拐犯として疑われるから帰れと車内で男主人公(少年)に言うシーン。この直前に警察が少年たちの部屋を訪ねています。
誘拐事件ともなれば大変なことですので、当然張り込み対象でしょう。ノコノコやってきて会っていれば即その場で逮捕ではないでしょうか。

結局終盤で、ジャーナリスト事務所を令状もなしに刑事が訪ねてきただけでした。刑事は勝手に中に入って不法侵入ですねw

また、月給3000円で男主人公は雇われていましたが、なかなかの重罪でしょうね。未成年との雇用関係な上に、低賃金で住み込み(監禁と疑われるおそれも)とは労基署どころか警察案件です。


④スポンサー
日清食品、ソフトバンク、JR東日本など様々な企業がスポンサーになっているようです。しかし、これらの描写が興ざめ。

日清ラーメンは出すぎですし、サントリーもどれだけプレモルやらボスやら映すんだよと思って現実に戻ってしまいます。

しかも、JR東日本は線路を主人公に線路を走らせるという場面を出されて結構社内で問題になっている可能性も・・・
サントリーも未成年に飲酒を勧めるシーンがあり怒ってそうですね。
さらに、マクドナルドも児童労働(国際的には深刻な問題)のイメージを持たれかねません。

⑤編集・BGM
ブツリとブラックアウトする編集は嫌いではありません。
適切なものなら、変に凝るより潔くて好きです。

BGMは盛大すぎますね。無理に盛り上げようとしてませんか。もったいないです。
雨の音は圧巻です。これは映画館だったことでより楽しめました。

最後のシーンは、男主人公しゃべりすぎです。一言でよかった。
エンディングロールの前に、エンディングロール概要があるのは面白かったです。

家出の理由は気になりませんでしたが、そういえば、あの生き物みたいな雨粒はなんだったんだ!?







2019年6月30日日曜日

ランチ 橙々屋(だいだいや)

津駅付近に、平日ランチ限定で開店するお店があります。
先日訪れましたのでご報告。

・結論
また行きたいランチのお店です。
値段が安い上に質が高い!
うどんと天ぷらがウリのお店の様子。

・内装
元々天ぷら屋さんだったのを設備ごとそのまま引き継いでいます。
食器も高級な感じ。

・ランチ
味を一言で表現すると「素直な味」

お得なメニューが多いです。
ハーフ&ハーフセット(700円)は、
①うどんorそば
②丼もの各種
の両方が食べられるセットでおすすめです。

うどんは原料にもこだわっているようで、ツルッとした食感が印象的で雑味のないまっすぐな味。香川でも何店舗かうどん店へ行きましたが、それらとも違う飽きの来ないシンプルなおいしさです。

天ぷらもカウンターで料理しており、天ぷら専門店の雰囲気です。

さらに、小鉢が付いてきます!
別で「ご自由にどうぞ」というミニ天ぷらも脇に置いてあります。

新聞でも紹介されていました。
三重)介護事業者、津駅前にうどん店 尾鷲で麺作り直送(朝日新聞)
2019年2月27日

尾鷲が源流のお店なんですね。

2019年4月14日日曜日

江戸橋が部分開通

架け替えのため通行止めとなっていた江戸橋。

4月についに歩行者・自転車が通れるようになりました。
まもなく自動車も通れるようになるでしょう。


・2015.9撮影 
まだ通れる旧江戸橋に立って撮影。
朱色の木製欄干が写っています。





・2016.10撮影
旧江戸橋が撤去されました。





・2017.8撮影 橋脚が出来ています。












・2018.3撮影
周辺の整備も進められています。

・2019.1撮影
だいぶ出来てきましたね。






・2019.4撮影
江戸橋架け替え終了!


おしゃれになりましたね。


・道幅も広がりました。


・江戸橋駅側の交差点は、かつては見通しが悪く危険でした。
見通しが良くなり、ずいぶん改善されましたが、
今後信号機が設置されるかもしれませんね。
橋は、歩行者・自転車の通行帯も分けられており
通学には便利になりますね。


・「えどはし」


総事業費は、18億8000万円だそうです。
道路って建設費高いんですよねえ。

住宅でも1000万円くらいはしますから、大規模な
道路工事ともなれば当然なんですが・・・

さて、江戸橋の架け替えはほぼ出来ましたが、
周辺は、今後どうなるのでしょうか。

・国道23号にあった歩道橋
古い歩道橋がありましたが、2018年秋に撤去されました。
新しいものに架け替えられるのか気になります。

私は、新歩道橋は不要と考えています。
上り下りしている間に、信号が変わるからです。

三重大在学当時にこの歩道橋を利用している人を
見たことはほとんどありません。
私も在学中に利用したのは、1~2回くらいだと思います。

一方、橋脚や螺旋階段があることで、見通しが悪く
交通上も邪魔な印象です。
今回撤去されて非常にすっきりしました。

調べてみると、
国土交通省三重河川国道事務所が資料(PDF)を出していました。

「江戸橋横断歩道橋は、昭和47年に国道23号を横断する形で江戸橋北詰交差点の南 側に架けられました。」

なかなかの年代物のようです。
さらに、

「北側に既に横断歩道があり利用者が少ないことから、地元とも調整して 撤去することとなりました。」

とあり、架け替えについての言及はありません。
おそらく新歩道橋は設置されないものと思われます。
いいことです。

この交差点が、どうなるのか楽しみです。

・江戸橋と江戸橋駅の間
ここが難しいところです。

今回の工事で驚いたのは、江戸橋駅から江戸橋までの
区間も併せて拡張されたことです。
あれだけいろいろな建物があったのに、用地買収を
行ったんですね。

ちょっとした雑居ビルもありましたが、そこも
なくなりました。
相当な交渉とお金が注ぎ込まれたはずです。

それでも江戸橋駅までの区間すべてが拡張された
わけではありません。

江戸橋駅手前のもう少しのところで、もとの道幅になったままの
区間があります。

かなりの金額が提示されると聞きますが、やはり退去したくない
という方もいるでしょうからね。

快適・便利になって嬉しいですが、いろいろ苦労もあったでしょうねえ。

ここを通るときはそんな苦労にも思いを馳せたいものです。




2019年3月31日日曜日

豊田元学長の著書が朝日新聞で紹介されました

2019.3.30付朝日新聞朝刊の読書欄で
元学長の豊田長康先生の著作が紹介されています。

紹介者は総合研究大学院大学学長の長谷川真理子氏。
豊田先生のブログにも言及がありますね。

なかなか全国紙で三重大学関連著作が紹介されることはないので
喜ばしい限りです。

2019年3月9日土曜日

三重大学が理化学研究所との共同研究で成果

2019年2月26日付け、理化学研究所・三重大学共同発表がプレスリリースされました。

ゲノムDNA複製の真の姿を捉えた-ゲノムDNAが倍加していく様子を1細胞レベルで明らかに-」(理化学研究所HP)

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター発生エピジェネティクス研究チームの平谷伊智朗チームリーダー、高橋沙央里基礎科学特別研究員、三浦尚研究員、三重大学大学院医学系研究科の竹林慎一郎講師、柴田隆豊大学院生(研究当時)らの共同研究グループによる成果です。

『Nature Genetics』オンライン版(2月25日付け:日本時間2月26日)に掲載されるとのこと。

大きな研究成果があるとうれしいですね。

2019年1月26日土曜日

(読書)「セブン-イレブン 金の法則 ヒット商品は「ど真ん中」をねらえ 」

評価2(5点満点)



とにかく、セブンイレブンを誉め続けます。

著者はフリーライターということで、立場上弱く少しでも批判すれば取材に応じてもらえなくなり地位を失うという事情もあるのでしょう。

あるいはただの「セブン狂信者」なのか・・・

この本にセブン(あるいはコンビニ業界)の課題提示・批判は一切ありません。
当ブログ「大学内のコンビニ開店2009年10月2日」でもお伝えした、
食品廃棄の問題のみならず、割引を認めないような違法な事案や深夜営業の是非といったことは書かれません。

「セブンで商品をみて○○と思っていたのだ。」
「セブンはそんなことまで」
とのパターンが繰り返され、回顧・感嘆するばかり。

悪く言えば御用ライターと化しています。

しかし、あの商品にはこんな裏側があったのかということが分かります。
結局私も、読後早速セブンへ当該本の掲載商品を買うために赴いたのでした。



2019年1月14日月曜日

学生証を拾いました・・・

先日某所で三重大学の学生証を拾いました。

届けましたので持ち主の方には、事務から連絡があると思います。
ツイッターなどで検索すると、結構「学生証落とした・・・」というツイートがありますね。
落とす人もある程度いるようです。

免許証や保険証よりは良いのでしょうが、悪用の危険もありますので紛失時には、お早めに事務へ届け出て失効・再発行してもらうことをお勧めします。