ある元三重大学生のブログ: 2015.04

2015年4月29日水曜日

伊勢志摩サミットを応援します

4月下旬~5月に発表予定の、2016年サミット(主要国首脳会議)開催地。
これに三重県(伊勢志摩)が立候補しています。

三重県でサミットを開くというのは、筆者も何年も妄想していたことなのですが、他に有力地域はいくらでもありますし、妄想の範疇をでないものでした。本当に候補地になるというのは嬉しいです。

その上、伊勢志摩サミットは有力候補になっているようです。

中日新聞電子版によると、

「警察庁が警備上の観点から、開催地として三重県・賢島(志摩市)か長野県軽井沢町が望ましいとの報告を官邸に上げていることも判明した」
中日新聞電子版「サミット候補地に賢島と軽井沢 政府、来年5月検討」2015年4月3日


といったこともあり、最有力候補といってもよさそうです。
「どうせ他都市に負けるだろ」と思っていたら、まさかの状況です。

著者は、三重県の観光資源に比して、外国人観光客が少ないと考えています。サミットを期に知名度が上がり、ガイドブックなどでより大きく取り上げられるようになれば、観光客の増加が期待できます。

また、国内知名度も上昇し、伊勢志摩観光が大きく活性化するものと予想されます。

残念なのは、近鉄がクレジットカード支払い非対応な点です。(一部例外はあり)
特に外国人にとっては、日本円で支払うというのも一つのハードルです。もちろん両替すればいいのですが、不便なことに変わりありません。

また、JRほど英語に対応しておらず一般の外国人は敷居が高い交通機関となっているように思います。

もちろんJR利用でもいいのですが・・・。

サミット開催地になれば、伊勢志摩観光人気が発生するでしょうね。

また、関係閣僚会合などが近隣で開催される可能性もあります。環境系なら四日市とか・・・。
ある日突然三重大付近の警備が異常に強化される日が来るかもしれません。



2015年4月22日水曜日

ブラックバイトに注意+奨学金

三重大病院診療棟がついに完成しましたね。

ところで、本日(22日)付朝日新聞朝刊で、生徒・学生に過酷な条件で働かせ、学業に支障をきたす「ブラックバイト」の問題提起が行われていました。

朝日新聞電子版 それブラックバイトじゃない? 長時間労働・自爆営業…

これはもちろん問題なのですが、紙面版の方では、日本学生支援機構の奨学金について触れられており、中京大学教授のコメントとして、

「・・・学生向けの金融事業であり、『貧困ビジネス』。・・・もっと給付型を増やすべきだ」
(朝日新聞朝刊 2015年4月22日付け 3面)

と掲載されています。

私はこれには反対です。主要な奨学金提供機関である日本学生支援機構に限ればですが・・・。

給付型の奨学金を増やすのは検討されるべきですが、日本学生支援機構の返還型を問題視しすぎではないでしょうか。「貧困ビジネス」は言い過ぎだと思います。

利子は付きますが、当ブログの過去記事でも指摘したように、極めて低利率であり、より多くの学生に安定して貸与することを可能にしています。

返還方法も猶予制度などもあり、基本的には無理せず返還できる仕組みです。

悪質な滞納者など問題はありますが、給付型にしてしまうと人数は大幅に限られてしまい、かえって営利目的の高利率な教育ローンなどに頼らざるを得ない学生が増える可能性もあります。

高利率の教育ローンは批判されるべきでしょうが、支援機構の奨学金はよくやっているのではないでしょうか。


関連記事:2014年5月11日「奨学金」