ある元三重大学生のブログ: 2020.07

2020年7月5日日曜日

マイナンバーカードがあれば、キャッシュレス決済ポイントが50倍に!

最近ニュースでも報じられる「マイナポイント」をご存じでしょうか?
消費増税の経済対策として、政府が実施する還元政策です。

2020年7/1申し込み開始なのですが、さっそく手続きしました。

【条件】
①マイナンバーカードを持っていること。
②期間中(2020.9~2021.3)にキャッシュレス決済やチャージ(入金)をすること。

【還元内容】
・25%還元
・もらえる金額の上限5000円
通常のキャッシュレス決済ポイントを0.5%とすると、50倍のポイント
がもらえることになります。


マイナンバーカードの取得は、混雑しており1か月程度かかります。
取得方法は難しくありません。
ただし、
・顔写真が必要(スマホ撮影も可)
・本人確認が厳格であるため、役所に取りに行く必要があります。
関連サイトには「デジタル社会のパスポート」と書いてありますが、まさにパスポート取得のような手続きです。
運転免許証と一体化という構想もあるようですが、受け取りも免許更新の時に出来るようにすれば取得率も上がるでしょうね。

私が、疑問に思っていたこと。

①マイナンバーカードはあるが、申し込み方法が分からない。
PC・スマホに読み取り機能はない。また役所に行くのか?
(解決)1か月くらい悩んでいたけど・・・
申し込みは、イオンやセブンイレブンのコピー端末などでも可能!
もちろん、対応スマホやカードリーダライタ付属PCでも可能。

公式サイトによると、
「市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップなど、
約9万箇所(今後開設するスポットも含む)に、マイナポイントの予約・申込のための端末を設置」
とのこと。

これはすごいですね。
申し込みネットワークをここまで広げるのはかなりの手間が必要でしょう。
また、イオン系列各店などに端末配備するのも相当なものです。

なお、私はイオンで手続きしました
人もほぼおらず、端末が置いてあり勝手に申込できます。

マイナンバーは開始当初ずいぶん叩かれたため、結果的に異様に厳格なものとなっています。番号は他者が見ることすら禁じられている様子。そのため、イオンなどでもセルフサービスで申し込めるようになっています。


手続き自体は簡単ですが、老人には厳しそうです。
・マイナンバーのパスワード
→忘れがち。
・キャッシュレス決済の選択(ワオン等)
→検索機能はあるけど、慣れない人には時間がかかりそう。
・キャッシュレス決済の認証
→パスワード?認証?説明をよく読まないと分かりません。

画面には注意書きなどが小さい文字でびっしり。また、大きさが合っておらずボタンがないと思ったら、上下左右に動かすとあったという状態でした。
しかも、タッチパネルの反応が悪いw

もうすこし大きい字で、簡潔にしてもらいたいなという印象です。
法的な正しさを追求しないとまた叩かれるからでしょうが・・・

私が手続した端末と備え付けてあった説明書の画像を
参考に掲載しておきます。
※画像は私が撮影したものですが、説明書や端末画面の著作権は総務省にあります。

マイナポイント、マイキーID端末
私が使った手続き端末(一部画像加工しています。)









マイナポイント説明書類1
手続き方法1/2
マイナポイント説明書類2
手続き方法2/2























②マイナンバーカードとキャッシュレス決済の関係
この政策を知った当初は、マイナンバーカードで支払いもできるのかと思っていました。
しかし、実際は違います。

マイナンバーカードは本人確認に利用するだけです。
なので、本来は免許証でも良いのです。

しかし、免許証では誰かが目視、登録しなければなりませんよね。
手間だからといって、登録しないと、誰がどれだけ使ったか分からなくなり、無限に還元が受けられてしまいます。

登録は必須。でも登録作業の手間は自動化したい。
それがマイナンバーカードというわけです。

キャッシュレス決済とマイナンバーを関連付けて、どれだけ還元したかが分かるようにしてあるということですね。

なお、買い物履歴は、政府には分からないようになっているようです。
キャッシュレス決済側が提供するのは、利用額(あるいは政府に還元してもらう額)と還元期間内かどうかといった必要最小限の内容なのでしょう。

手続きが完了してみれば「簡単でお得♪」ですが、何といっても全員が初体験ですので5000円のためだと思って、重い腰を上げる必要がありそうです。

詳細:マイナポイント事業公式サイト