コスパが高いと注目されるワークマン。
驚くほど安いのに、品質も高いので最近気に入っています。
とはいえ、ヘビーユーザーでもないので1年以上行っていませんでした。
先日久しぶりに行ってみると「ピックアップボストンキャリー」7800円を発見。
その軽さと機能性に思わず買ってしまいました。
画像:ワークマンウェブサイトより
そして、3日ほどの旅行へ出かける機会がありましたので、実際に使ってみた感想を。
公共交通機関(LCC+鉄道)を中心とした旅行です。
【総評】
個性派のバッグ。旅行に完全対応ではないが、悪くない。
主なコンセプトはアウトドア(移動距離の少ない場面。車から近くのテントへの移動など。)を想定している印象。
東京など複数の大都市も訪れたが、1回も同じものを持っている人を見かけなかった。
【感想】
・軽い
とにかく軽いですね。一般的なキャリーケース(軽量がウリ)も持っていますが、容量はこちらが大きいのに1Kg以上軽いのには驚きました。
重量に厳しいLCCですので助かりました。
・機内持ち込み可能な大きさ
今回のLCCの規定を2cm下回るぎりぎりの大きさでした。
手荷物を預けると数千円必要ですが、持ち込めるので預けずに済みました。
・ボストン、リュック、キャリーの3機能で使える
使えるのですが、実際にはリュックとして使うか、キャリーのときに持ち手になる部分を使って、肩から下げる形でほとんど使っていました。
ボストンバックとして持つと重いですし。
キャリーはかなりの個性派です。車輪(4輪ではなく2輪)はしっかりしていて音も抑えられており良さそうです。しかし、持ち手が金属の棒でなく布ベルトなので安定感が低下します。(下記写真上の取っ手です。)
また、2輪なので4輪のように電車の中で勝手に動き出すことも防げるのは良かったです。ただし、走り出しはそのまま引っ張っても難しく、丁寧に斜めにした後で引っ張り始める必要があります。
写真:ワークマンウェブサイトから。赤い矢印は筆者加筆。
矢印は重さの方向イメージです。
矢印の先はバック上端ではなく、手から真下の地面を指しています。
ネットでは左右にふれるという感想がありましたが、そこは気になりませんでした。
しかし、長距離のキャリー使用は難しいです。
とにかく重さが腕に掛かります。
てこの原理といいますか、力学の矢印といいますか、下方への重さが金属製取っ手より格段に大きくなることに気付きました。
どちらかというとアウトドアで車から少し移動させる程度の想定がされているのでしょう。短距離のキャリー利用が限界な印象です。
車輪は丈夫そうなだけに残念です。
また、キャリー使用時はやはり布ベルトが地面にあたってしまう場合があるのも気になります。
あと上記写真のように、キャリーを使うたびにボストンの取っ手を繋げる必要があるのもやや手間です。取っ手を繋げるとバッグを開けるのが困難になります。繋げないと取っ手が左右に下がってしまい接地してしまいます。
・外ポケット
外ポケットが便利です。
また、リュックのベルトを収納している部分も外ポケットとして利用できることに気付きました。下のチャックは閉めるのが前提ですので、キャリーカバー使用時には、ここは外ポケットとしての利用はできません。
・高撥水機能
これも安心ですね。ファスナーも防水を考慮してしっかりしていますが、開け閉めはその分重いです。
・気軽に開けられる
旅行中に一般のキャリーケースだとたとえジッパータイプでも開けて荷物を出し入れするのは大変です。寝かせてほぼ全開にしないといけません。
それに対し、このバッグなら立てたまま、ジッパーを必要なだけ開けることができます。
全体として、これで7800円ならお得なかばんです。
デザインも3色あるのでお好みのものをどうぞ。