ある元三重大学生のブログ: 2011.07

2011年7月23日土曜日

津には日本一の大学が・・・

「皇學館学園報」という冊子を読んでみました。

その中に、OB・OGを紹介するコーナーがあるのですが、今回登場していたOBの方は、

『亡き父に「伊勢に行け、伊勢には皇學館大学という日本一の大学がある。」と言われて意を決し・・・』皇學館大学に入学したそうです。
(学校法人皇學館 企画部 「皇學館学園報」第32号 平成23年6月1日 p7)

果たして三重大学には、
「津に行け、津には三重大学という日本一の大学がある。」と言うことのできる人はいるのでしょうか。

日本一の大学というと、なんとなく東京大学や京都大学を想像してしまいがちですが、考えてみれば何か特定の分野でこのようにいうことは十分に可能ではないでしょうか。

例えば・・・
風力発電を研究したい人に
「風力発電の研究なら三重に行け、三重には三重大学という(その分野で)日本一の大学がある。」といった感じです。

ちなみに、風力発電の研究で三重大学が日本一かどうかまでは不明ですが、成果をあげているそうです。

2011年7月15日金曜日

朝日新聞・河合塾共同調査「ひらく 日本の大学」

朝日新聞と、河合塾が国公私立すべての大学を対象とした調査を行ったそうです。

朝日新聞HP『共同調査「ひらく 日本の大学」』

回収率は74%で、三重大学はもちろんのこと、三重県内からは三重県立看護大学、皇學館大学、鈴鹿医療科学大学、四日市大学、鈴鹿国際大学が協力しています。

・退学について
さて、7月13日付朝日新聞朝刊に掲載されている特集を見ると、退学について解説した記事がありました。
学部により差があるものの、退学率の平均は7%だそうです。

退学の理由はさまざまですが、「経済的事情」も大きな要因となっているようです。

これは、大きな問題ではないでしょうか。経済的事情で大学で学ぶ機会が奪われるというのはできる限り少なくしなければならないことです。

奨学金の充実や、経済的に厳しい学生には授業料の減免などを積極的に行う必要がありそうです。大きな奨学金の組織として、日本学生支援機構がありますが、それだけでなく、大学独自の基金などから支援できる体制を充実させてほしいところです。

・重視する機能
やや意外な結果だったのは、大学が比重を置いている分野を自己診断してもらった質問で「世界的研究・教育拠点」と回答した大学が少なかったことです。
逆に、比重を置いている分野は、「社会貢献」、「幅広い職業人養成」、「高度専門職業人養成」だそうで、必ずしも大きな研究を行うことが大学の使命とは限らないと考えているようです。

予算や設備、人材など課題は多いでしょうが、特定の大学に限らず、1大学につき一つは世界的な研究を持ってほしいものですね。

2011年7月9日土曜日

マイクロソフトの無料セキュリティソフト

セキュリティソフト(ウイルス対策など)にはいろいろありますが、今回は、無料の「Microsoft Security Essentials」です。

マイクロソフトが提供しているので、なんとなく安心感があります。その上無料です。動作も軽く、私は、気に入っています。最低限のセキュリティ対策ソフトとしては、よいのではないでしょうか。

年間3000円くらいかかる、大手のセキュリティソフトもあるのですが、高機能かもしれないけれど高いと思っていました。


Microsoft Security Essentialsが発表されるずっと前から、「Avast」など、無料セキュリティソフトはあったのですが、関心や知識のある人でないと導入に勇気がいりそうでした。(信用できるかの判断は難しいものです)

Microsoft Security Essentialsが発表されたとき、マイクロソフトが無料で公開したことに驚きました。セキュリティソフトの期限切れ警告が出て、お金を払うのに抵抗がある方は、乗換えを検討してみてはいかがでしょうか。

参考サイト
Microsoft Security Essentials

2011年7月2日土曜日

PCの余力を有効活用

パソコンは、通常CPU使用率が余っていることが多いです。

そこで、その余っている分を使って、誰かを助けようという仕組みがあります。

1台1台の貢献は小さいですが、多くの人が協力することでスパコン並みの演算能力を提供することができます。

例えば、「がんに関係のあるたんぱく質とその働きを発見し、がん解明と治療法開発をさらに進めていくのを支援」するプロジェクトなどがあります。

関心のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。
参加方法は簡単。
world community gridにアクセスして、「join today!」をクリック。ソフトをインストールしてください。

他にも、宇宙からの信号を解析して知的生命体を探す「SETIプロジェクト」なども同様の仕組みで貢献できます。(world community gridとは別ですが、仕組みは同様です。)


もしかしたら、このようなソフトが大学のパソコンにインストールされる日が来るかもしれませんね。


なお、これは当ブログでも以前紹介したグリッドコンピューティングの一種です。多数のパソコンを接続することでスパコン並みの性能を実現しようというものです。