ある元三重大学生のブログ: 2021

2021年11月28日日曜日

実泊で検証! 地元民が津駅周辺おすすめホテルを探る

 三重県では2020年から、県内の宿泊施設への補助キャンペーンを行っています。

三重県民の私もコロナの落ち着いた時期を狙って、津駅周辺のホテルにプチ旅行しています。

県外は行きにくいですからね。


さて、このほど津駅周辺のホテルの多くに実際に宿泊したことで、県外の友人・知人におすすめするとしたらどのホテルかの結論が出ましたのでお伝えします。

なお、著者は国内・海外旅行で月1~2泊程度ホテルを利用していますので、その経験も踏まえたものです。(ホテルのヘビーユーザーではない)

※以下は当然ながら著者の個人的見解です。参考として御利用ください。


【結論】

津駅周辺には特別コストパフォーマンスに優れた突出した良ホテルはない。

旅行で感動する価格・内容のホテルに泊まりたいという方は他地域を探すべきです。

【最もおすすめ】

天然温泉 けやきの湯 ドーミーイン津

実泊

全国チェーンのホテル。
築12年ほど。(開業年:2009年8月)
楽しめる温泉ビジネスホテル。

・立地
津駅からすぐ。部屋によっては津駅前ロータリーを眺望できます。
隣はローソン。R23を横断してファミリーマートもあり。徒歩3分。

・ウェルカムドリンク
あり。UCCコーヒーのインスタント(豆を挽く形式ではない)が猛烈な勢いで出てきます。
豆を挽く形式に変わらないかな。

・温泉あり(近くから輸送)、サウナあり
天然温泉です。ただし、津駅前で湧出しているわけではなく、津市内の某所(浴場内の表示によると社会福祉法人こしば福祉会が運営するトマト温泉)から輸送しています。確かに高速道路からも見えるトマトという名称の温泉がある高齢者施設がありますね。ここから定期購入しているのでしょう。

このホテルチェーンは全国的に温泉(近くから輸送)ですね。循環・加温しています。私は気になりません。都市中心部に立地するホテルなわけで。源泉かけ流しまで求めるなら温泉旅館に行くべきですし。

広さはまずまず。おまけ温泉にしては十分です。

・アイスクリームが無料で食べられる(夜間のみ)
このホテルチェーンでは「おひとり様1本で!」と張り紙がいつもあるのですが、
ここに関しては偶然なのかありませんでした。客層がいいのでしょうか。食べ放題?
チョコレート、フルーツ、アイス最中がありました。小さいですが、むしろちょうどいいです。

・21:30~23:00の無料ラーメン提供あり
シンプルな醤油ラーメン。無料なので十分です。


・朝時間は乳酸菌飲料が飲み放題
糖分が多く、血糖値が上がり満腹感に繋がります。
朝食が食べられなくなりますので注意(笑)


・朝食(うなぎがあった!)
全国的にこのホテルは朝食が豪華です。
各地でご当地ものを提供しており、津の場合ひつまむしです。

これ、ほぼうな丼でした。礼儀正しい外国人の従業員さんがうなぎのかば焼きから2切れどんぶりにのせてくれます。(自分でウナギを取るのは不可)
ご飯少な目でと注文しても良いようです。

うーん。余談ですが、海外のユースホステルのビュッフェの従業員さんと比べて良い意味で違和感がすごい。
ユースホステルでの経験を思い出してしまうので、対応の良さが感動的でさえあります。
やっぱり日本が一番いいな。

・部屋にはシャワーのみ
WCとシャワーが分かれているのはいいですね。
温泉前提のため私の部屋にはシャワーしかありませんでした。

・フロントとエレベーターの配置が好き
些細なことですが、1Fエレベーターを降りると柱に遮られてフロントの人と直接目が合いにくいのでなんとなく好きです。
この柱によって、駐車場からの出入口からエレベーター・その横の階段に直接行かれると宿泊客以外の出入りの監視が難しいかもしれませんが。


【仕事等で無難なホテルを紹介するなら・景色重視なら】
実泊
三重県地場のホテルグループ。
総評として景色の良い、不満の出にくい普通のホテル。
津駅周辺のホテルでロビーが一番豪華(広い)
(2001年3月22日開業)

・立地
津駅ほぼ直結(駅ビルアスト津)
正面玄関横は交番なので安心かも。
最寄りコンビニはベルマート 津駅1階。しかし、24時間ではない。
そうなると深夜早朝はドーミーイン隣のローソンが最寄り。
徒歩5分でR23沿いにセブンイレブンもあります。

・ウェルカムドリンク
あり。フロント横。コーヒーを豆から挽くタイプ。おいしいです。
ただしアラビカ種100%ではなく、ロブスタ種も配合されているのかなと思いました。

・景観
アスト津の高層階がホテルなので景色が良い。
津市の風景を普段見慣れている地元民ですが、高層階から眺めると全然違いますね。
海側(東側)と山側(西側)があります。
両方に宿泊しましたが、景色の良さは両方あります。

海側:日の出が見られます。また、志摩半島や知多半島も見渡せて、夜には遠くに見える中部空港のライトがきれいです。

山側:津駅が見下ろせます。鉄道が好きな方には良さそう。また、遠くの鈴鹿山脈や津市郊外の里山の緑や田園風景も癒されます。

私はどちらかというと山側をおすすめします。
理由として
・海側より若干安い
・海側の景色はエレベーターホールの窓から見ることが可能。
・わずかに山側の部屋の方が広い?(口コミおよびそれへのホテルからの返信による)
という点があるからです。
まあ、どちらも景色はいいですしどちらでも問題ありません。

なお、
ドーミーインと異なり、時間帯によってフロントの前を通らなくても各部屋へ行けてしまうためか「部外者」らしき人が・・・「なぜか」物を挟んで半開きドアになっていたシングルルームと推定される部屋に声を掛けて入っていきました・・・。うーむ。津駅前を代表するホテルランクの観点から勘違いであってほしいですね。

・朝食
平凡です。朝食が良ければ津駅周辺で一番のホテルだったかもしれません。
しかし、悪くはありませんが価格の割に普通です。
ドーミーインに対抗して特徴を出そうとしているのは分かるのですが・・・

定食+ビュッフェ(ごはん・サラダ・ドリンク等)
味も普通です。十分においしいのですが、次回も来たいなと思うようなものではまったくありません。

また、陶板焼きが付属していたことがありますが、問題は内容です。

県外のホテルでも陶板焼きが朝食にあるところがありますが、個人的には好きではありません。陶板焼きの雰囲気で豪華感を出そうとして、内容が雑だからです。
そのコストを料理に回してほしいです。

あと、朝から煙の臭いが髪の毛や服装に付いてしまうので女性にも受けが悪いのではないでしょうか?

デザートもビュッフェでわずかにあります。伊勢茶プリンは地元感があっていいですね。

・部屋の掃除は一番行き届いている
ドーミーインとほぼ互角ですが、どちらも掃除が非常に行き届いていて快適です。

津駅周辺で宿泊した中で不衛生とか掃除が全くダメなホテルはなかったのですが、やはり細かいところまで出来ていないホテルもありました。

仕事などで相手先に紹介するホテルとしては安心できますね。


【大浴場のある東横インのイメージ】
実泊
こちらも三重県地場のホテルグループ。
2015.11.5開業で、新しい部類に入ります。

・総評
ドーミーイン津、グリーンパーク津よりも安価なため津駅周辺のホテルで、コスト重視ならこちらか東横インでしょうか。
大浴場(といっても大きくはありませんが・・・)があるのもポイントですね。

・景観
駅側なら景色はそれなりかもしれませんが、海側だと
隣のビルに遮られてしまいます。
上層階なら景色もいいのでしょうか?
景観で圧迫感があるからか、ちょっと部屋が狭めに感じたような・・・

・立地
津駅から徒歩1分。
改札口から徒歩で信号なしで行けます。
ホテルグリーンパーク津の向かい。

・朝食
朝食は簡素ですが、東横インよりは充実。

・大浴場
温泉ではありませんが大浴場があります。
浴槽は一つ。シンプルなつくりです。

浴場内ですが、私が宿泊した時は夕方早めの時間でしたが、
排水が詰まっており、他の方々のシャワーの排水が流れず
浴場内に数センチ浸水を起こしていました。
そこを通らないと浴槽に入れません泣
これは残念でしたね。

・フロントにアメニティバイキングがあります。

【大手チェーンホテルなので想像しやすく安心】
実泊
1997年7月7日開業。2007年1月21日別館開業。
2018年4月1日ルートイン津から現在の名称に改称。
このホテルチェーンも他地域で時々お世話になります。
大浴場があったりWOWWOWが見られたりで、プチ高級なビジネスホテルと思っています。

・総評
他ホテルと比較して津駅からやや遠いですね。それでも徒歩10分程度です。
開業から年数が経っていますが、問題ない印象でした。

・古さは気にならない
ホテル側の口コミへの書き込みによれば、三重県で最も古いルートインだそうです。
確かに古さはありますが、気になりません。また、掃除もよくされており水回りの臭いもありません。
ただ、本館と別館は屋根付き通路でつながっているものの屋外に出ないといけないので暑さや寒さ、手動の扉を開ける手間はあります。

・景観
宿泊したのは新しい別館(とはいえ築10年以上)でした。
私の部屋の景観は全くなかったです。というより窓自体が透明でなく景色が見えないようになっています。
目の前は本館ですからね。
本館の南側であれば多少景色は楽しめるかもしれません。

・大浴場
古いルートインにありがちな、謎の数段の段差を上ったところにあります。
大浴場は、小ぶりなものですが、すごい勢いでお湯が出されており迫力があります。何か事情があるのでしょうか。
また、シャワーが蛇口式なので自動で止まりません。ボタンを押す形式と違い好きなだけ使えます。

・部屋
部屋に壁に固定された収納式荷物置きがあるのは珍しいです。イメージとしては、公衆トイレにあるベビーベッドや電車の収納型座席でしょうか。
テレビが三菱製なのも珍しいですね。

・朝食
全国ほぼ共通です。それなりの種類がありますね。
バイキング形式で、23号線を行く車を眺めながら朝食を食べられます。
飲み物の種類が少ない気がしますね。ウーロン茶、オレンジジュース、お茶、コーヒーはあります。


・出入りが自由
ビジネスホテルは「宿泊者以外の出入り」を避けるために工夫していることが多いです。必ずフロント前を通らないといけない、キーをかざさないとエレベーターが動かないなど。

しかし、ここは自由な印象。1Fからエレベーターで2Fフロントに一切見られることなくホテル内を出入りすることができます。エレベーターも制限なく自由に使えます。監視カメラはありますが、常に監視しているわけではないでしょうし。


【泊まっていませんが、大手チェーンホテルなので想像しやすく安心】

東横INN津駅西口 (未宿泊)
2017年9月13日開業。
このエリアでは最も新しい部類に入ります。

このホテルチェーンは、以前はよくお世話になっていました。
しかし、近年は値上げ傾向にあることもあり利用頻度はかなり落ちましたね。

基本的に綺麗ですし問題ないのですが、
・ユニットバス(外国製)が微妙に使いにくい。
①特にWCを流した時、WCの内側全体に水が流れないので気持ち悪い。
②お湯の温度調整が、お湯+水の両方をまわして調整するタイプなので、温度ダイヤル方式と違いこまめに止めるのが面倒で水がもったいない。温度も調整が難しい。

やっぱり細かい気遣いが行き届いているのは日本製だなと思いましたね。

・朝食が簡素過ぎる
宿泊料に含まれているんだし、文句言うなと言われればその通り。
しかし、ひどいところだと、おにぎり+味噌汁くらいしかなく、外国人客でごったがえして配給状態。逆に早朝に出発などで食べ逃した場合のもったいない感は減りますがね。

・2022.3.31まで休館
主要都市なら大抵あるホテル。やっと津駅にも東横インができたなと感慨があったのですが、やはり相当厳しかったようです。
下記公式HPから引用。
【休館のお知らせ】
東横イン津駅西口は12月1日~3月31日まで休館することになりました。
現在、ご予約を頂いているお客様へは順に連絡をし、近隣の東横インのホテル、市内の協力ホテル様への送客案内をしております。
急な決定の為、お客様にはご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません。
ご理解ご協力の程、よろしくお願い致します。

春に皆様に再会できる日をスタッフ一同お待ちしております。
【人には勧めづらい】
実泊
ネット情報によると、古いホテルをリノベーションして新規オープンしたようです。
現代風の外観ですね。

・総評
「特別問題のあるホテル」というわけではない点はまず強調しておきます。
何も調べすに泊まるのであれば、不満はないでしょう。
また、従業員さんも明るく、いろいろチャレンジしようとしている感じがあります。

しかし、価格帯も安くはないので、調べてから選ぶ派には不満が残ります。
調べるほど期待値も上がりますからね。

ドーミーイン津と同価格帯でしたが、残念ながら価格に見合う価値を私は感じられませんでした。私の印象と異なる口コミの高評価の不自然な多さも気になります。
観光などの「一見さん」がターゲットなのでしょうか?

・立地
津駅から徒歩7分ほどです。
大通りから奥まった場所にあるので静かです。

・朝食
これは個人的に不満でした。
HPなどでは朝ごはんにかなり力を入れている記載があり、経験上もこういうところは
期待が持てます。ランキング1位といった記載もあります。
また、入口にまで朝ごはんの充実度を強調する看板があり楽しみにしていました。
(なお、HP写真は決して嘘ではありません。しかし期待値を上げ過ぎです。)

ところが
東横インの朝食をもう少しよくした感じの程度のものでした。
数が少なくても質が高いということもあり得ますが、そういうことも感じませんでした。

出入口でハズレかもと予感しました。朝食に力を入れている感じがしません。
会場も狭いです。
観光らしき近くの席の方から「期待外れだったね…」という声がして私も残念な気分に。

焼き立てパンとありますが、焼き立てを感じさせない普通のパンです。
唐揚げも自慢とのことですが、良く言って一般的な唐揚げです。

コロナのせいでしょうか?
だとすれば、現在の記載はやめるべきです。

正直なところ、並べてあるスペースなどから想像するに以前から同じだったと推測しています。並べるスペースが空いている感じがなかったですから。

実際に宿泊しないとわかりません。二度目はないなと思っても複数回宿泊する人なんてそれほどいないでしょうからね。

朝食付き一人あたり1泊7000~8000円程度しましたので、ドーミーイン津の朝食付きとほぼ同じ価格でした。これなら温泉もありますしドーミーイン津にします。
また、価格重視であれば東横イン津駅西口にします。

津駅周辺の他のホテルと比較して朝食に観光客風の方々が多く、ビジネスパーソン風の方々も少ないように感じました。気のせいかもしれませんが・・・
仕事で利用する場合繰り返し利用が多くなりますし、同僚間でも情報交換がされますからね。










写真:私が食べた朝食。普段は大量に食べるのですが、食べたいものがあまりなく貧相になってしまいました。バイキングですので量は増減可能ですが落胆ぶりが現れてますね笑。
ドレッシングが個包装なのはいいですね。
※ウーロン茶等は顔写り防止で加工してあります。

・広告
朝食が最大の不満ですが、全体的にどうなのかという思いがあります。
特に朝食含めて広告は嘘でなければいいという姿勢を感じました。

部屋写真もちょっと綺麗過ぎないかというものです。写真が嘘というわけではないのですが、現実を表現していないというべきでしょうか。海外旅行で結構ありがちなパターンです。

また、各宿泊サイトの口コミを見ていただくと分かりますが、過大評価ではないかというコメントが目立ちます。ほめ方もなんとなく似通っているような・・・いや、もしかしたら私の宿泊日や部屋が偶然不満を持つものだったのかもしれません。

しかし、私には高評価コメントの間に的確な不満コメントが混ざっているように思えました。

・部屋
リノベーションしてあり壁紙などは新しいのですが、古さを感じます。窓とかがだいぶ古いですね。大きく開きますのでいいのですが、お子様連れの場合はお気を付けを。

決して汚いわけではないのですが、もうちょっと掃除を頑張ってほしいですかね。

また、初めてUSENが導入されているホテルに泊まりました。すごい数のチャンネルから選ぶと音楽が部屋で楽しめます。

そして、水回りの臭いが気になりました。
シャワーカーテンはワースト5に入る臭いでした…
リノベーションしてあるものの、それ以外の水回りも古さを感じます。

バスソルトをロビーのアメニティバイキングで配布しているのですが、バスは小さく、臭いもあり楽しめませんでした。

・その他
エレベーターが古く、ちょっと怖いです。1機しかないです。
もちろん構わないですし、お客を優先までしていただいていたのですが、掃除の方々も利用されていました。

最後に、
ノウハウや資金力が桁違いの大手ホテルも多く、ご苦労は大変に大きいものとお察ししますが、お客というのはわがままなものです。

このホテルは企画類でチャレンジ精神が素晴らしいのですが、基本もしっかりお願いします。


【未確認】
APOA HOTEL津 (未宿泊)
ドーミーイン津の隣にあります。外観的には古そうですね。
2017年7月開業となっていますので、買収したのでしょうか。
写真的には内部は綺麗に改装されているようで、機会があれば泊まってみたいですね。


なんとなく、アパホテルに名称が似ているなと思ったら、「アパ パートナーホテルズ加盟店アパポイントが貯まります!!」とのこと。


価格が周辺ホテルで最安クラスなので、格安旅行(特に鉄道)の方には便利かもしれません。


2021年9月26日日曜日

コロナワクチン(ファイザー×ビオンテック)の副反応記録

先日 コロナワクチンの2回目接種を終えました。

今回は副反応を記録しましたので公開します。

当然、個人差が大きいですので参考程度にしていただければと思います。

種類:ファイザー(米)・ビオンテック(独)製

よくファイザー製と言いますが、実際はこの2社の共同開発です。ドイツのニュースではビオンテック・ファイザー製と言っていますね。

【副反応記録 1回目】(左は接種からの経過時間 h:mm)

0:00接種 接種時の痛みが想像以上にない。

0:30 最近疲労気味で、時々痛かった歯の中(抵抗力が落ちると痛む)が強めに短時間10秒くらい痛む。

6:00 疲労感が出る、腕の接種部が重くなる、左胸(心臓より上)にピリピリした感覚が時々ある(後日2~3つ発疹ができているのを確認)

12:00 腕に筋肉痛のような痛み

24:00 症状はほぼなくなり、腕がやや重い程度。上げると鈍痛。

48:00 腕がやや重い程度

その後、通常に戻りました。


【副反応記録 2回目】

それなりの副反応がでました。

接種前 医師による問診。発疹が残っていたので見せる。大丈夫だと思うし、医学的には打つべきだがどうするかとのこと。打つことに。

0:00接種 1回目より痛みがさらになかった。何も感じない注射。

0:01 わずか1分。なんとなく体に極めて微小な違和感。緊張気味で気のせいかもしれませんが、異物への反応のような気もしますね。

3:00 2回目は副反応が出やすいとのことなので、抵抗力を維持するため一応寝る。体右足や右手にピリッとした感覚が数回あった。ピリッとした感覚は気のせいではなく、体がワクチンに反応しているものと思われます。風邪をひいて発症する直前も水や冷たいものに触ると普段より嫌な感覚・小さな痛みを感じることがあるようです。

6:00 接種部に鈍痛、倦怠感、弱い腰痛(鈍痛)

18:00 上記継続、体温36.0℃

22:00 体温37.6℃ 倦怠感が強くなる。腰痛(鈍痛)も強くなる。体が熱くなる。

24:00 体が重いのが継続。接種部もやや重い。前回より強い。やや動悸。寒気なし。体が熱い。弱い頭痛。

30:00 倦怠感が軽快。その他症状は継続。

意外なのが、汗が全く出ないこと。体は熱く水分が明らかに欲しくなる。飲んだ直後は症状が軽快する。汗にならずにそのまま尿になる。右肩肩甲骨肩こり。頭痛。

34:00 体温37.5℃ 引き続き体が熱い。やや動悸。腰痛鈍痛。頭痛。眠気は感じず。

36:00 接種部の重さと体の熱さが軽快。若干寒気。腰痛鈍痛もやや軽快、頭痛継続。

42:00 体温36.9℃ 腰痛軽快 頭痛。肩こり。汗通常程度に戻る。

49:00 頭痛と肩こりやや軽快。

50:30 体温36.5℃ 頭痛、肩こり継続

54:00 頭痛と肩こりかなり軽快。体がさらに軽くなる。感覚が通常に近くなる。

65:00 起床時強めの頭痛。その後鈍痛。体温正常値。

77:00 頭痛ほぼ改善。どこか普段ないぼんやり感。

89:00 起床。痛みなし。やや疲労感。わずかに接種部位の鈍重感。右肩こり。

103:00 昼間中継続した、右肩こりやや軽快。

114:00 ほぼ回復95%程度。右肩こり継続。

138:00 ほぼ回復98%程度。右肩こり継続。

164:00 肩こり軽くなる。

思っていたより、重かったです。最長でも接種日含めて3日あれば全快と予想していました。しかし、4日目も症状が残り、5日目くらいでやっとほぼ戻った印象。

ほぼ穏やかに症状が出ており、薬も服用しませんでした。解熱鎮痛剤を服用すればさらに問題なく過ごせたでしょう。

また、意外な副反応として肩こりがありました。

熱の出方も寒気はほとんどなく体が熱くなる感じで普段の発熱時のように汗が出ることもないのは不思議でした。

ただし、治験結果によるとプラセボ(偽薬)でも副反応症状が出る人が多くいましたので本当にワクチンが原因なのか、心因性なのかを判別することは困難です。


今回のワクチンは、新型コロナウイルスの手足の部分だけを限られた数作る(増殖しない)ものですが、それでこの副反応。

もし感染したら手足どころかウイルスが増殖すると考えるとゾッとしますね。


ワクチン情報はこちら(厚生労働省コロナワクチンナビ)







2021年6月3日木曜日

【車の安全性】JNCAP(自動車アセスメント)を詳細分析

自動車を購入する際に安全性を考慮する方も多いでしょう。その際に、メーカーではなく中立な機関が評価した評価があると役立ちます。

日本では、JNCAPとの名称で自動車安全性評価が公表されています。

 そして、今年も、自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」の結果が発表されました。(例年発表は5月下旬ごろのようです)

さて、この評価は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が一体となって行なっています。

自動車販売店で購入した(=試験用に不正に改造されていない)自動車で試験を行います。


結果は、星の数で表現され、最高評価は★5つです。

★5つはファイブスター賞、その中で最高得点の車にはファイブスター大賞が贈られます。

普段は、この星の数やせいぜい項目別の点数を見る程度です。多くのサイトでもそこまでの記載にとどまります。

しかし、より詳細な結果がウェブサイトには示されており、今回はそちらを考察します。

例として、ヤリス(トヨタ自動車)を見てみましょう。

ファイブスター賞を受賞しており、試験結果が良かったことが分かります。

まずは通常読む範囲から。

サイトには、下記のような動画が掲載されています。


出所:独立行政法人自動車事故対策機構ウェブサイト

また、下記のような点数概要が掲載されています。
出所:独立行政法人自動車事故対策機構ウェブサイト(以下、画像はすべて出所同じ)

ここまでは、多くのウェブサイト、動画で取り上げられており、大半の方はここまでの情報で満足してしまいます。

しかし、本題はここから。もう少し掘り下げてみましょう。
このページには「結果pdf」というボタンがあり、より詳細な資料を見ることができます。

例えば、衝突安全性では、衝突後の燃料漏れやドアが人力で開けられるかと言ったことが評価されていることが分かります。

ヤリスの場合、どちらも良好ですね。下記画像参照。


後部シートベルトの非着用警報では、点数を落としていることが分かります。

衝突回避についての評価を見てみましょう。
これを読むと、先ほどの動画は、試験のごく一部にすぎないことが分かります。
上記画像は「対歩行者:夜間[街灯あり]試験結果」です。
①試験は、速度を変えてかつ各速度で複数回行われている。
時速30km、35、40・・・60kmまで各3回ずつ行われていますね。

②ファイブスター賞でも回避できない場合もある
意外なのが、回避失敗がファイブスター賞の車種でもあることです。
時速60kmでは、△となっており、ブレーキ作動はあったものの衝突してしまっています。

当該車種の場合、夜間歩行者で時速60kmだと衝突回避が不確実だと分かります。


実は、この試験、衝突回避できなかった動画は非公開です。
人形がはねられる動画は衝撃が大きく、車のイメージ・売上に直結するからでしょう。

海外での同様の試験(ユーロNCAPや米IIHSなど)では、そのまま掲載したり、当たった瞬間で停止にしたり様々のようです。

また、速度も最大60kmでそれ以上はありません。
これでも年々最大速度を上げています。

業界からの要望と思われますが、100kmくらいまでは実施してほしいですね。
衝突試験も同様で、さらに高速での試験を実施してほしいです。

それにしても試験条件も想像以上に複雑です。ただ実験するだけではなく、必要であれば事前の慣らし運転を100kmくらいの距離まで認めたりしていますね。新車状態と走行経験がある状態で結果が変わる車種があることが示唆されます。


結果詳細を読んで考えたのは、
・衝突回避など予防評価は「限られた条件」でしかない
雨や逆光、服装の色、自転車といった条件での評価は未実施です。

・自動車メーカーの対策
結果は公表されますし、安全への消費者の関心も高く、低評価は売り上げにマイナスです。
もちろん公表によって各メーカーが安全性向上に力を注ぐよう誘導する効果は大きいです。しかし、試験の詳細は公表されています。公表はせざるを得ないですが、結果的に試験対策ができてしまいます。
現実は置き去りにして、試験に特化した安全性設計を行っている可能性は否定できません。


・車がもったいない?
YOUTUBEに公表されている動画には車がもったいないというコメントが見られます。しかし、この試験により安全性向上がはかられており、相当な数の事故が防がれている可能性が非常に高いです。当然車両も多く事故を免れています。車両だけで考えても数台の実験で済んでいるので総合的には大きなプラスです。
試験がなければ、消費者は公平な安全性を知る機会を奪われ、メーカーも力をいれないでしょう。

また、メーカー側も自社試験を行っているでしょうからこの動画だけ見てもったいないというのもどうかと思います。

それにしても、衝突試験をした車はどうしているんでしょうね。分析用にメーカーが欲しがるのではないかと思うのですが、ディーラーで他のお客さんと同じように購入していますので無料で上げるわけにもいかないでしょうし・・・

・向上は著しい
特に衝突回避は性能向上がすごいです。
数年前の動画を見ると、現在よりも低い速度でさえ回避できていません。
高級車と思われる車種でも、現在の一般車レベルに達していないのは驚きました。

それにしても、試験結果動画を編集しただけの動画の再生回数が多いですね。原典の再生回数は少ないのに。多くの人に知ってもらうのには良いですが、よその実験で結構稼いでいる投稿者もいるのでしょうね。






2021年5月22日土曜日

(予想)日経土曜版で三重大カレーがランクインなるか

 本日2021.5.22日経新聞の土曜版によると、来週5.29のランキング特集は、大学生がコラボしたご当地カレーだそうです。

真っ先に思い浮かんだのが、三重大学カレー。

amazonにリンクします

発売されてからずいぶん経ちますね。私も食べたことがありますが、鰹だしが利いていて他にない味わいになっています。
製造は県内桑名市のヤマモリ。

同社は、過去の日経ランキング特集で第1位になった「レトルトタイカレー」の製造メーカーでもあります。

今回は三重大学カレーがランキングに入るのは確実と見ています。
もしかしたら、1位になるかも?

でも・・・
最近スーパーで見かけないような気がしてきました。
販売継続されているといいのですが。



2021年5月11日火曜日

三重大学がコロナ誓約書を求め炎上

 三重大学がコロナ対応を巡って批判されています。

県外の学生が通学する場合、会食しないなどを書面で誓約させることに報道が嚙みついた形です。

緊急事態宣言対象地域から通う学生に誓約書求める 三重大学 NHK


①そこまで批判されることなのか?

記事は批判調になっていますが、本当に批判されるべき内容でしょうか?

社会人だと、誓約書がなくても会社・取引先に迷惑がかかるといった圧力があります。しかし、学生はそのようなしがらみが少なく、より自由に行動できてしまいます。

多少なりとも感染予防に協力してもらえるように誓約書を求めることは問題ないと思います。


②なぜ報道されるに至ったのか?

どのような経緯で外部に出たのか触れていませんが、報道のタイミングが近く、報じるマスコミ数も多いですね。

普段からマスコミと接点のある教員や学生の保護者などから情報がリークされたのかもしれません。

ネット上での感想紹介はあるものの「誓約書の画像がネット上で話題になっています」といった表現はなくSNSから拾ってきたわけではなさそうです。


③診療報酬不正をもっと取り上げてほしい

不正請求、2千件超公表 カルテ改ざんで三重大病院 日経新聞電子版

去年ニュースになった、三重大学での診療報酬の不正事件。

これはいけません。

診療報酬は、実質税金が原資です。全額国民負担のお金が金儲けのために無駄遣いされました。

しかもお金のために高価な薬剤を捨てていたなんて。



2021年4月29日木曜日

1位 京大、2位 三重大、3位 東大 三重大が東大を抜く(特許収入ランキング)

 本日4/29付け日本経済新聞朝刊によると、三重大学が研究者1人あたり特許収入で、全国の大学・高専の中で2位になりました。

画像:日本経済新聞電子版「三重大、研究者1人当たり特許収入 大学・高専2位に」

東大・京大とは研究者数が桁違いとはいえ、三重大の位置が不自然です笑
医療系の収入が多いのでしょうね。


2021年4月18日日曜日

【残念】三重県民の日

 4月18日は三重県民の日です。

三重県HPによると

「明治9(1876)年4月18日に、その2つの県が合併して現在の三重県が誕生しました。」

とのこと。


私もこれまで意識したことがなかったのですが、いろいろな事業が行われています。

その一つに、県立美術館・博物館が入館無料(常設展のみ)というのがありました。

上記三重県HPに掲載があり、下記画像のようなものです。


というわけで、4/18に両施設へ行ったのですが・・・

県立博物館「今日は、家族の日ですね。無料ではなく割引です。」

県立美術館「それ昨日です。今日は家族の日です。団体料金です。」

えっ?

今日は県民の日で間違いありません。

資料にはどこにも昨日なんて書いてないです。

県民の日だから無料にするのに、県民の日の前日に無料にしてどうするんでしょうね…

今年は日曜日と重なってラッキー!と思っていました。

博物館でも美術館でも言われた後に、再度確認しましたが、三重県HPにもそんな記載は見つけられません。

さっきも見ましたが、やっぱり記載ありません。

強いて言うなら「開催日時」という項目がありますが、HPの構成から講演会の日時に見えます。下記画像。


私の読解力の問題でしょうか泣

うーん分かりにくい。

担当部門の方も新型コロナ関係で忙殺されているでしょうし、大変かとは思いますが、ちょっと残念な出来事でした。



2021年4月9日金曜日

NHKワールドで津の特集番組が公開中(無料)

 海外に衛星放送、ネット配信で放送しているNHKワールド。

Journeys in Japanという日本各地を紹介する番組。ガイドブックにないようなローカルな日本を見つけようとのこと。

とはいえ、北海道、横浜、京都などメジャーな都市もたくさん配信されています。

外国人相手に「津」を紹介するとはマニアックすぎます(笑)

しかも、英語のほか中国語、スペイン語、タイ語での視聴も可能。


番組を観て・・・

・津は、知名度のなさを補うためか、伊勢に近い街、伊勢神宮への通過点という位置づけで紹介されます。

・レポーターは白山町在住の女性。コロナで外国人の旦那さんと会えない?日々とのこと。英語ペラペラですが、如何せんNHKワールドはネイティブかネイティブクラスの日本人しか登場しないのでそこまでのレベルではない人の登場は珍しいです。

地元の人だと取材でも、相手に心を開いてもらいやすいですし、良いことだと思いますがね。

・番組前半は津市内の寺社仏閣の紹介。久居八幡宮の宮司さんがオーストリア人なんですね。

資料:「Youは三重で何してる?〜三重で暮らす外国人に聞く〜Part2神主編」

・番組としては、もう少しテーマを深めてほしかったかな。なんというか番組としての理念を欠いているというか。これをなぜ伝えるのか。是非伝えたい。という強さがないというか。

寺社仏閣を巡って、うなぎを食べて、多少地元民の話を聞いてという感じ。

地元からすると上辺だけをなぞられた感じもしますね。音楽は素敵です。制作側は大変でしょうけど。

身勝手なことを言えば、ガイドブック読んでネットで調べて構成を作ったのかなという印象です。せめてNHK津や名古屋放送局あたりには聞き取りしてるんでしょうか?

とはいえ、マニアックすぎて知らないことも結構ありましたがね。

外国人が視聴して行ってみようと思ってもらえるかは微妙ですね・・・

・え?「津は外国人観光客はおろか日本人観光客にもスルーされてるのに無理だろ」ですって?確かに・・・。

津の良さは、観光向けじゃないけど住むのには良いってところでしょうかね。

・ディレクターは、奥田 丈二氏。

古いウェブサイトによれば経済報道系の堅めの番組がご専門の様子。得意分野ではないのかもしれません。それで津を特集しろは難易度高いですねw。

確かに、新型コロナと関連付けた導入と終盤はドキュメンタリー風です。


それにしても、なぜオーストリア人の宮司さんのときはリポーターも合わせて二人とも日本語だったんだろう。オーストリア人ならドイツ語と英語に堪能そうだけど。


番組はこちら(日本語シーンも多いですので分かりやすいです)

NHK WORLD

Tsu: A Path to the Heart Journeys in Japan

初回放送: January 26, 2021

公開期限: March 31, 2022


2021年2月27日土曜日

吉野家(三重大前)が閉店

 まさかの閉店です。

吉野家三重大学前店が閉店してしまいました。


三重大生や、医学部など24時間営業の恩恵にあずかってきた関係者は多数のはず。
立地も悪くないはずなのに残念です。

まだ建物はありますが、看板も塗りつぶされている状況です。
検索結果でも改装などの情報は出ていませんので、閉店の可能性が高いです。

10年以上前に改装された際にはずいぶんきれいになったものです。
新年度には一人暮らしを始めたばかりといった新入生らしき方が、ちょっと緊張気味に来店していたこともありました。

国道23号沿いとはいえ、自動車での来店は、駐車場への間口が狭く敬遠しがちなのも一因でしょうね。主要顧客は三重大関連でしょう。
新型コロナの影響で、三重大関係者の来店が激減したことが大きいと推測します。

グーグルマップでも表示されなくなっています。

新型コロナの影響だとすれば、サイゼリヤ三重大学前店あたりも危ういかもしれません。

マクドナルドは大丈夫そうですね。
三重大関係者以外もかなり来店していそうで、実際運営会社の業績も好調なようですし。

サイゼリヤもテイクアウト可能ですので、是非利用したいところですね。

2021年1月24日日曜日

(映画)聲の形 こえのかたち

映画「聲の形」(こえのかたち)

聲:声の旧字体


この映画は、主に中高生向けなのかなという感じがして、すでに大学を卒業した人間が書くのもちょっと恥ずかしいのですが、なかなか良い映画なので書こうと思います。

私がこの映画を始めて観たのは、数年前にEテレで放送されていた際に偶然途中からチャンネルを合わせて、最後まで見てしまったというものでした。

幸いにもちょうど、小学校時代の回想が終わるところからで違和感なく見始めることができました。

なお、ネットでは学校で観たといった話も散見されますが、生徒に教育として見せる映画ではないのかなという印象です。

すでに3回程度この映画を見ていますが、受ける印象が変わっていきますね。

1回目(途中から):絵と音楽がいいな。なんだか引き付けられるな。めでたしめでたし。

2回目:1回目の感想に加え、ストーリーが強引過ぎないか?非現実的な展開が多いな。

3回目:1,2回目の感想に加え、主人公の男(石田)女(西宮)が最大の悪役なのかもしれない。

彼らには悪意はなく、むしろ善意で行動している。しかし、その結果は悲劇である。「地獄への道は善意で舗装されている」とはこのことかな。


絶賛する感想も多いのですが、私はそこまでは陶酔できません。違和感がどうしてもあります。

・さすがに相当ないじめをしておいて、会いに行くなよ。せめて1回にしとけよ。

会いに来られた方もなぜか告白するほど好きになるなよ。(困惑)

西宮母も簡単に自宅に受け入れすぎだろ。

・遊園地のシーンは高校生とは思えないドロドロ。石田を利用する川井の思惑とか植野の行動とか高校生とは思えない政治的動き。お前ら本当は中年だろ。

・原作をわずか2時間に圧縮する相当な努力とはいえ、次々シーンが変わりストーリー展開が急すぎ。いきなり葬儀シーンは必要なのか。直後に養老天命反転地にデートに行くし…


一方で、何度見ても

・絵がきれい。色合いとかも自然で癒される。

・細かいこだわりがあって飽きない。随所に出てくる花は花言葉が合わせてある。シーンも対称を考えて制作されている。

例:弦に石田が傘を差し出す⇔西宮が植野に傘を差し出す

少年時代の石田が池に飛び込む⇔西宮・石田がノートを取ろうとし池に飛び込む

序盤の石田飛び降りを花火で思いとどまる

⇔花火のなか飛び降り自殺しようとする西宮を助け、石田が代わりに落ちる

・BGMやエンディング音楽がいい。

・登場人物の顔を×印で覆ってしまう演出が斬新。


その他

・石田の母が札束を燃やすと脅すシーン。私は札束に目が行ってしまい(笑)気づきませんでしたが、母親の耳の傷が強調されずに数秒出てくるんですね。だからこの直後にイヤリングを引きちぎられる回想シーンにつながるわけです。


・未だに理解できないのですが、西宮はなぜひどいことが書かれたノートを大事に持っているのでしょうか。池に落ちたとたん迷いなく池に飛び込むほどに。


・西宮はすでに(または当初から)不可逆な心的障害を負っており、周囲を翻弄するようになってしまているのではないか。たとえ彼女は善意でも。


・川井が嫌いという意見が多く理解できるが、西宮を責める意見は少ない。しかし、西宮がもっと一般的外観(美少女キャラではない)場合、反西宮の人々が増えるのではないか。もし、永束が中身は同じで西宮役だったら…西宮の味方は大幅減であろう。

我々の善意や正義感も当てにならないのだ。


・西宮の飛び降りシーンで、一瞬床に誕生日に西宮母が被っていた三角帽子が置かれているが何を意味するのか?

石田は水中に落ちたのになぜ助かったのか。助けが来るのに相当な時間を要するのではないか。


・石田姉は謹慎中の弟を自らの子供の迎えに行かせるが、この姉問題ありだ。


・最初と最後に表現される真っ黒い画面の中の小さな点の意味するものとは?中には二人の人物が映っているようですが、ぼやけていて誰かはわかりません。片方は背が低く石田・西宮ではなさそうです。意図がいまだにわかりません。


原作も読んだこともないのに、いろいろ文句を書きましたが、なぜか引き込まれる映画です。是非一度ご覧ください。

2021年1月11日月曜日

宿泊  フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港

【ポイント】 
・新しくてきれいなホテル ・フロント対応は丁寧だけどちょっと残念。
 ・朝食が素晴らしい。特に素材まで良いのは珍しい。 

 【アクセス、価格】
 少し前に中部空港のホテルに泊まる機会がありました。 
「フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港」は米マリオットグループの運営するホテルです。 

中部空港の島内ホテルでは新しく、2018.11.1オープンです。 
価格は、中部空港島内で最高値クラス。

 アクセスは、良いのですが、空港開港当時からのホテルに最もよい場所はとられているので、 僅かに遠さはあります。気にはなりませんが。  

さて、中部空港駅に到着後に改札を出たところが「アクセスプラザ」です。 そこに早くも案内看板が設置されているので迷うこともありません。 高速船津エアポートライン乗り場の方向へ向かいます。 
高速船乗り場の手前で外に出て、少しだけ歩きます。 
もうホテルが見えているので迷いません。  
バスも運行されていますが、徒歩3分もかからないくらいです。 場所柄、航空会社の制服を着用した欧米人の利用も多いようです。 もしかしたら、エアライン関係者専用ラウンジもあるのかもしれませんね。 縁がないですが。  

【ホテル】 
さて、チェックインですが、このホテルで唯一残念な時間でした。 
しっかり対応はしていただくものの、とにかく会員にならせようと上手く言ってきます。

 さらりと「お得な会員になりませんか?」とかは仕方ないにしても、「今すぐ得するし、一言二言の同意ですみますよ」 といった素人相手の悪質商法を想起させる言い回しです。

 当然一言二言では済まず、ここにサインしてとか、それなりの手続きが必要になります。 ある程度進んでから、やっぱりやめますとは言いづらく言いなりに・・・

 クレジットカードも提示させられたので、ついでに「翌朝時間がないので支払いを先にお願いします」 と頼んだのに結局できていませんでした。
 入会さえさせればそれでいいんだなという印象です。 上層部の指示なのか、ノルマがあるのかご事情はあるかもしれません。

 しかし、言い回しが巧妙過ぎて部屋に入った後にさらに気分が悪かったです。
 ホテルの第一印象は残念ながら悪いものでした。
 さて、気を取り直し部屋を見回すと、やはり新しいです。 まだ新築の香りもします。 雰囲気はやはり米国系。
 白い壁に黒い配管がところどころむき出しに配置されています。倉庫風というか。 デザインセンスが海外ですね。
 米国人にしてみると、日本人が海外で日系ホテルに泊まったような安心感があるのかも。  

驚いたのは、室内の白熱灯の多さ。デザイン上意図的にしているのでしょうが、環境配慮が求められる昨今、 こんなに照明を白熱電球にする必要があるのか疑問です。
 LEDを中心にアクセント程度に白熱灯でいいはずです。
まだ気分が悪かったので、つい批判的に見てしまいます笑
→【お詫びと訂正】
白熱灯風LEDと思われます。先程ニトリでたまたま見かけて驚きました。当時手を近づけてみると多少の発熱はありましたが、さすがにLEDだと思われます。お詫びして訂正いたします。2022.10.23

  なお、海の見える部屋と東横インの見える部屋があります。 もちろん海の見える部屋の方がいいですが、外れの可能性も。 

【朝食】
 朝食ビュッフェはよかったです。 
1泊3万円/人の有名ホテル朝食よりもおいしかったです。 日系航空会社ホテルなどにもみられますが、写真や見た目は豪華だけど質がイマイチというホテルが多いです。
 しかし、このホテルは朝食の種類も多く、とにかく食材の質が高い。 雰囲気で誤魔化そうという感じではありません。 
これまで宿泊したホテルでも5本の指に入る質の高さでした。 やたらと提供する島が離れているのは気になりましたが・・・

 【その他】
 ネットで口コミを調べると、従業員が冷たいといったものが散見されました。 確かに、日系ホテルと比べると淡々としています。
 ただ、冷たいというよりこれも米国風ということだと思います。 「ホテル側も気は使い過ぎないけどご自由に」といったところでしょうか。

 特に食事においてまた利用したいホテルでした。