ある元三重大学生のブログ: 2015

2015年12月23日水曜日

京都大 入試で時計持込禁止へ

2015年12月10日付け、産経新聞電子版によると、京都大学は

「平成28年2月に実施する一般入試の2次試験から、受験生による時計の持ち込みを全面的に禁止すると発表した」
産経新聞「京大決断!入試不正防止で時計持ち込み全面禁止 国立大で初、2次試験から」

そうです。


確かに、年々携帯型時計を使用した不正のリスクは増しています。
記事にもあるように、スマホとほぼ同等の機能を持つ腕時計もあります。

しかし、気になったのは「時計をどうするのか」です。
記事では、1000万円を投資して時計を整備するようですが、どのような時計にするのか不明です。


もし、教室前方に壁掛け時計を設置するだけであれば、かえって不公平が生じる恐れがあります。

というのも視力の悪い受験生は時計を見るのに手間取るからです。
それどころか、時計が見えない受験生もいるかもしれません。

おそらく私は、前方に一般的な壁掛け時計があるだけでは、おおまかな角度からだいたいの時間が分かるだけでしょう。
もちろん前の席になればいいのですが・・・。

視力の良い受験生と悪い受験生で、試験中に不公平感が生じかねません。
数分、数秒の差で合否が分かれることもあり得ますし、時計が見ずらいという精神的な負荷は少なくとも有利にはならないでしょう。

ちなみに「眼鏡やコンタクトで度の強いものをしろ!」という批判もありそうですが、解答の際に目への負担がありこれまた少なくとも有利とは言えない状態があり得ます。

以上のような理由から、厳重なチェックを持込時計には行う方が現実的ではないでしょうか。
もちろんこの方法も検討はしたのでしょうが。

もし時計持込禁止にするのであれば、
①大型のデジタル時計を設置する
②全席に時計を配置する
③希望に応じて時計の見やすい席を提供する

といった対策が必要になるのではないでしょうか。

2015年9月12日土曜日

携帯料金はもっと下げるべき

本日(9月12日)付け、読売新聞電子版で、『首相「携帯料金負担大きい」…引き下げ検討指示』という記事が出ていました。

そもそも大手の携帯料金は、高すぎると思います。
スマホ利用だと、月々5000円では済まないレベルです。

仮に、7000円だとしても、
年間84,000円!!

今や高校生以上の国民は、ほぼ全員が所持しており、この携帯料金は税金に等しいものではないでしょうか。

もちろん所持しないことも可能ですが、かなりの意志が必要でしょう。
交友関係や就職活動に影響が出るのは間違いありません。
就職活動では、携帯をもっていないとなれば、「変人」扱いされ、不利になることさえあるかもしれません。
そのような点で、もはや大学生にとって携帯は事実上義務化されています。


よく税金の無駄遣いはテレビなどで批判されますが、携帯料金に対する批判は、少ない気がします。
携帯大手が巨大スポンサーだからでしょうね。

CMなどで、犬やら桃太郎やらに莫大な費用を掛けている現状は、結構な無駄遣いだと思うのですが・・・。

このような現状を打開すべく、格安携帯が出てきています。
大手の回線を借りることで、サービスを提供するものです。

例えば、IIJでは、データ通信(音声通話なしプラン)は3GBで900円/月です。
音声通話ありで、スマホと同じように利用できるようにしても、大手と比べてかなり安い(3GB1600円/月~)です。(料金は2015.9.12現在)

回線は、ドコモのLTEを利用するため、品質はドコモと同じと思われます。

ドコモHPでも、「当社一般ユーザー様に対して提供する通信速度と同等の通信速度とします。」と紹介しています。)

もちろん、大手にしてみれば、敵に塩を送る行為なので、総務省に言われ嫌々貸しているということでしょう。

政策として、大手に値下げ圧力を加えてはいるということでしょうね。

大手の設備投資や技術開発に莫大なコストを要するのは事実でしょう。
とにかくいたるところに、基地局がありますからね。

しかし、加入者数が極めて多い点や安定して収入がある点から考えても携帯料金は値下げ可能なはずです。
一流有名人やら犬やらを採用した宣伝を、大量に投入している場合ではありません。私達もCMを面白がっているだけでは、携帯大手にとって都合の良いカモです。





2015年7月5日日曜日

今日の三重大学・・・

今日(7月5日)三重大学を歩いていたのですが、普段より外国人が多いような気がしました。
ベトナム語、中国語、韓国語・・・ずいぶん多国籍だなと思っていたのですが、どうやら「日本語能力試験」の試験日のようです。

以前から、三重大学は、日本語能力試験の試験会場になっています。


他にも、今日の三重大学は、資格試験が集中してますね。
・建築士試験
・司法書士試験
も実施されていました。

今日実施かどうかは分かりませんでしたが、
・教員免許更新研修
も看板がありました。

日曜日なのにお疲れ様です。

2015年6月5日金曜日

伊勢志摩サミット決定

本日安部首相は、来年日本で開催されるサミット(主要国首脳会議)の開催地を三重県にすると発表しました。

伊勢志摩サミットが決定しました。

これにより、伊勢志摩の知名度が向上することになります。
観光客の増加は確実でしょう。特に、外国人観光客が大きく増加する可能性があります。

海外での伊勢志摩の知名度は高くはないと思いますが、今回伊勢志摩が世界的に報道されていくことで、ガイドブックでの扱いも大きくなることでしょう。

近鉄もこれを機に外国人観光客への対応を積極的にして欲しいものです。
外国人向けパスやクレジットカードの導入などを期待します。

また、宿泊施設が不足するため、周辺地域へも関係者が滞在することになるでしょう。
津にも、海外報道機関や関係者が多く訪れることが想定されます。

三重大学も伊勢志摩サミット関連のイベントを実施するのではないでしょうか。

2015年4月29日水曜日

伊勢志摩サミットを応援します

4月下旬~5月に発表予定の、2016年サミット(主要国首脳会議)開催地。
これに三重県(伊勢志摩)が立候補しています。

三重県でサミットを開くというのは、筆者も何年も妄想していたことなのですが、他に有力地域はいくらでもありますし、妄想の範疇をでないものでした。本当に候補地になるというのは嬉しいです。

その上、伊勢志摩サミットは有力候補になっているようです。

中日新聞電子版によると、

「警察庁が警備上の観点から、開催地として三重県・賢島(志摩市)か長野県軽井沢町が望ましいとの報告を官邸に上げていることも判明した」
中日新聞電子版「サミット候補地に賢島と軽井沢 政府、来年5月検討」2015年4月3日


といったこともあり、最有力候補といってもよさそうです。
「どうせ他都市に負けるだろ」と思っていたら、まさかの状況です。

著者は、三重県の観光資源に比して、外国人観光客が少ないと考えています。サミットを期に知名度が上がり、ガイドブックなどでより大きく取り上げられるようになれば、観光客の増加が期待できます。

また、国内知名度も上昇し、伊勢志摩観光が大きく活性化するものと予想されます。

残念なのは、近鉄がクレジットカード支払い非対応な点です。(一部例外はあり)
特に外国人にとっては、日本円で支払うというのも一つのハードルです。もちろん両替すればいいのですが、不便なことに変わりありません。

また、JRほど英語に対応しておらず一般の外国人は敷居が高い交通機関となっているように思います。

もちろんJR利用でもいいのですが・・・。

サミット開催地になれば、伊勢志摩観光人気が発生するでしょうね。

また、関係閣僚会合などが近隣で開催される可能性もあります。環境系なら四日市とか・・・。
ある日突然三重大付近の警備が異常に強化される日が来るかもしれません。



2015年4月22日水曜日

ブラックバイトに注意+奨学金

三重大病院診療棟がついに完成しましたね。

ところで、本日(22日)付朝日新聞朝刊で、生徒・学生に過酷な条件で働かせ、学業に支障をきたす「ブラックバイト」の問題提起が行われていました。

朝日新聞電子版 それブラックバイトじゃない? 長時間労働・自爆営業…

これはもちろん問題なのですが、紙面版の方では、日本学生支援機構の奨学金について触れられており、中京大学教授のコメントとして、

「・・・学生向けの金融事業であり、『貧困ビジネス』。・・・もっと給付型を増やすべきだ」
(朝日新聞朝刊 2015年4月22日付け 3面)

と掲載されています。

私はこれには反対です。主要な奨学金提供機関である日本学生支援機構に限ればですが・・・。

給付型の奨学金を増やすのは検討されるべきですが、日本学生支援機構の返還型を問題視しすぎではないでしょうか。「貧困ビジネス」は言い過ぎだと思います。

利子は付きますが、当ブログの過去記事でも指摘したように、極めて低利率であり、より多くの学生に安定して貸与することを可能にしています。

返還方法も猶予制度などもあり、基本的には無理せず返還できる仕組みです。

悪質な滞納者など問題はありますが、給付型にしてしまうと人数は大幅に限られてしまい、かえって営利目的の高利率な教育ローンなどに頼らざるを得ない学生が増える可能性もあります。

高利率の教育ローンは批判されるべきでしょうが、支援機構の奨学金はよくやっているのではないでしょうか。


関連記事:2014年5月11日「奨学金」

2015年3月20日金曜日

来月は選挙が2回あります!

総務省×鷹の爪団 選挙PR動画


そこそこ面白いです。発注者が総務省なので、真面目なシーンも多いですが・・・。
「めいすいくん」の語尾が「すい」なのはかわいいです。
しかし、真面目キャラだけにどこかめいすいくんの声は魂が抜けた感じがします。
ふざけた感じの鷹の爪団との対比が面白いですね。


・下記は、国政選挙時のものですが、参考にしてみてください。
以前の当ブログ記事「下宿生でも投票できます (総選挙)

2015年3月19日木曜日

鈴鹿国際大→鈴鹿大へ名称変更

鈴鹿国際大学は、3月17日付で大学名称変更について公式HPに公表しました。

新大学名は、4月1日からとのことで、新名称は「鈴鹿大学」となるそうです。
また、鈴鹿短期大学は、「鈴鹿大学短期大学部」と名称変更されます。

大学の名称変更というイベントをあまり見たことがないため、何とも言い難いのですが、公表がずいぶん直前ですね。

本記事執筆時点で、まだウィキペディアの鈴鹿国際大学の項目さえ鈴鹿大学の記述がありません。また、googleで鈴鹿大学を検索しても少なくとも上位数ページには記述がありません。

文部科学省の認可関係かなとも思うのですが、わずか2週間で地域に周知させるのはなかなか難しいでしょう。

大学の看板も変えるんでしょうね。

大きな地図で見る

周辺には、鈴鹿国際大学という名称が含まれる交差点が2箇所あります。今後、どうなるのでしょう・・・。

大きな地図で見る


(資料)
大学名の変更について(お知らせ)(pdf) 鈴鹿国際大学公式HPより




2015年1月4日日曜日

本 「NHKスペシャル 超常現象科学者たちの挑戦」

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画像出所:NHK出版HP

今回は、本を紹介します。
NHK出版 (2014年)「NHKスペシャル 超常現象科学者たちの挑戦」です。

さて、超常現象というと「オカルト」「アヤシイ」といったイメージが多いと思います。
著者も全てを積極的に肯定する立場ではありません。

テレビ・雑誌などでもよく題材にされますが、興味本位のものが多いように見受けれられます。もちろん面白いものもありますし、結構好きなのですが、本格的に究明を図る試みはあまりありません。(科学者とオカルト専門家が激論する番組とか面白いんですけどね・・・)

この本の取材班は、本格的な超常現象の究明を試みました。そこがこの本の素晴らしいところです。
私は、テレビ番組がきっかけでこの本を読みました。いくつもの超常現象について、科学的にみていくと、あるいは調査していくとどうなるのかよくまとめられています。

内容的には、テレビ番組(NHKスペシャル「超常現象」※)と同内容となっています。
有料配信もされていますので、関心のある方はどうぞ。

※現在はレギュラー化されさらに多岐にわたる分野を放送しています。

「頭ごなしに超常現象を否定することは、避けるべきだ。地動説も当初はあり得ない馬鹿げた話とされていたのだから。」といったことも書いてあり、ハッとさせられます。

様々な調査の結果などをみていると、読み始める前よりも超常現象の存在可能性は高いと思うようになるに違いありません。