ある元三重大学生のブログ: 2017.02

2017年2月23日木曜日

先生にも学生の意見を

朝日新聞電子版に、次のような記事がありました。

教授タジタジ、学生「ダメ出し会」 金沢の大学で十数年
(井上秀樹2017年2月23日15時21分)


記事には、
『講義への厳しい批判もあり、「ダメ出し会」と呼ぶ人も。でも教員から自主的に始めたらしい」』
との記述もあります。

以前の記事で、学期末の授業アンケートで、大学としての方針に従わず、「学生ごときの意見を聞く必要は皆無である」と一切応じなかった教授の話をお伝えしました。他大学での話ですが、酷いものです。しかも、こういう教授に限って大抵・・・(以下自粛)。

一方で、この記事のように学生の意見を取り入れ、より良い授業を行おうと努力している先生方がいらっしゃるのは素晴らしいですね。

また、三重大学元学長の豊田長康先生のブログ記事には、
「自分自身で毎回の授業で学生による授業評価を自主的に実施しています」
とあり、非常に学生の意見を参考にしてくださっていることが伝わってきます。

大学の先生は、「研究だけやっていればいい」というわけではありません。教育者でもあることを改めて自覚していただき、学生に勉強できてよかったと思わせてほしいです。

ちなみに、私も熱心に授業アンケートに記述してみたところ、翌年から改善されていたことがあります。私の意見が参考にされたのかは不明ですが。

みなさんも、自由記述欄に積極的に書いてみてはいかがでしょうか。