ある元三重大学生のブログ: 2014

2014年11月21日金曜日

津に居ながら、実家選挙区で投票

本日(11/21)衆議院が解散されました。

20歳以上の方であれば、当然投票権があります。
しかし、「実家が遠くて投票に行けない」という方もおられるのではないでしょうか。

そんな方のために、「不在者投票」の制度があります。
これは、
「選挙期間中、名簿登録地以外の市区町村に滞在している方は、滞在先の市区町村の選挙管理委員会で不在者投票ができます。」
総務省HP(下線筆者)

詳細は、以前の当ブログ記事「下宿生でも投票できます (総選挙)」へ。


ところで、解散中継を観ていて気付いたのですが、事務総長(議長の横で詔書を取り出している人)は前回解散(2012年)の時から昇進なさったようですね。
(画像は、YouTubeより。著者加工。)




2014年11月10日月曜日

思索の並木


大きな地図で見る

いつの間にか、「思索の並木」という看板ができていました。
(写真は2012年撮影)
この道は、好きですが思索するほどでもないような気がします。
そもそも思索するほど並木が続いていません・・・。

2014年9月22日月曜日

(他大学訪問) 香港中文大学(中国・香港)

9月22日付け読売新聞電子版で、香港の大学生、最大規模の授業ボイコットというニュースがありました。
「香港中文大学での抗議集会には約1万3000人が参加」とのことです。

この記事で、以前この香港中文大学を訪問したことを思い出しましたので書いてみようと思います。

大きな地図で見る


大学最寄り駅です。駅名は、ズバリ「大學(大学)」
大学駅


扇風機もあります。香港の気候を反映してますね。






駅前です。夜8時頃でしたが、大学周辺らしい良い雰囲気でした。



香港中文大学
駅を出て徒歩すぐに香港中文大はあります。



 山の斜面に沿うようにあるため、大学内のアップダウンが大きいです。
急坂や階段がたくさんあります。





その分高台にあるため、景色はいいです。香港の夜景(居住地区でしょうが)も見られます。

大学駅の近くには、気軽に入れるフードコートもあり安いです。
私もここで夕食をいただきました。大学関係者も多かったですよ。






2014年8月27日水曜日

三重大上空を通ったので・・・

先日、飛行機で三重大の上空を通りました。

高度約8000メートルから見ると、意外に見つからないものですね。

・全体・・・伊勢湾全体が見えます。



・拡大・・・Google Earthの写真と見比べて確認しました


グーグルの写真で見たほうがずっと鮮明ですが、やはり生で見るとまた違いますね。

ちなみに、グーグルの三重大付近の写真は、2014年4月のものに更新されています。
解像度もさらに向上してより鮮明な写真が見られるようになりました。

まだの方はどうぞ。

2014年7月19日土曜日

小保方氏の博士号剥奪はなし・・・

本日、早稲田大学より、小保方氏に対する、博士号学位についての調査報告書が公開されました。

早稲田大:「先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」調査報告について

報告書概要の中では二つの結論が示されました。

①「転載元を表示せずに他人作成の文書を自己が作成した文書のようにして利用する行為は、研究に携わる者が作成する論文等において、決して許されない。小保方氏について、学位取り消し要件に該当しないと判断したことは、この問題点の重大性を一切低減するものではない。」

②「早稲田大学がひとたび学位を授与したら、それを取り消すことは容易ではない。それほど学位の授与は重みのあるものである。早稲田大学において学位審査に関与する者は、その重さを十分に認識すべきである。」

出所:早稲田大学『先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会調査報告書概要』(7月17日HP掲載)


私は、早稲田大学が、学位剥奪を決定しなかったことを疑問に思います。

①にもあるように、盗用(「他人作成の文書を自己が作成した文書のようにして利用」)は、研究者として論外です。
このような論文を基に博士号授与が認められたのですから、その授与を撤回すべきでしょう。

②では、どこか博士号剥奪が出来なかったことに対して、残念さが感じられるように思います。


STAP細胞問題は、決着をみていませんが、偽造論文であった可能性がかなり高いと思われます。

このような事件により、理化学研究所にいる優秀な研究者の方々が、大きな不利益を被ることになってしまいました。(立法面・社会的信用など)

確かに、まだ虚偽だという完全な確証は得られていません。
しかし、様々な検証で小保方氏に対して有利なものは出ていないようです。

学術系の世界でなければ、かなり糾弾されているべき段階でしょう。少なくとも、今のような大目にみてもらっているというような状況ではないはずです。

博士論文やSTAP細胞などで虚偽を繰り返してきたということを考えると、そろそろあるいは、もう少し確度が高まった段階で、学会から永久追放されるべきではないでしょうか。

特に、研究成果に期待する患者さんの期待を裏切ったことは大きな罪だと思います。
また、マスコミでは聞きませんが、小保方氏の研究を採用したことにより、別の誰かが不採用になっているはずです。

博士号がここまで軽いとは残念に思います。

追記(9月23日)
NHK「時論公論 小保方リーダー 博士学位問題の意味」






2014年7月6日日曜日

大学と軍事

2014年7月6日付け福井新聞電子版に、
「東大が防衛省に協力拒否  機体不具合究明「軍事研究」と」という記事が掲載されました。

同記事によると、

「強度試験中に不具合が起きた航空自衛隊輸送機の原因究明のため東大大学院教授に協力要請したところ、大学側が「軍事研究」を禁じた東大方針に反すると判断し拒否した」

とのことです。

この記事を見て、山海嘉之筑波大学大学院教授(ロボットスーツHAL開発者)を思い出しました。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されていたのですが、山海教授に対し、軍事分野から研究費援助の申し出があったそうです。

教授は、援助してもらおうと考えていたようですが、学生の「先生、軍事はやめましょうよ」という言葉で思い直し、断ったとのことでした。

確かに、平和利用のためのロボットが軍事目的も兼ねることになってしまうのは問題点もあるでしょう。特に、日本では、軍事目的への抵抗が外国よりも強いのかもしれません。

ただ、開発が進めば、いずれ軍事利用されることになる可能性は高まります。
どちらにしても結果として軍事利用されるのであれば、成果を早く出す方が優先されるという考えもできます。

平和利用を優先するのはもちろんですが、資金面で魅力があると断りきれないことも多々あるでしょう。

冒頭記事の場合どうでしょうか。
輸送機の強度試験の問題を軍事研究として拒否するのは、やりすぎのような気もします。

全く新しい兵器開発をしているわけでもなく、航空機の安全性向上のためという利点の方が大きいのではないでしょうか。

同記事によれば、
「教授は大学側に届けず防衛省の分析チームに個人の立場で参加」
しているそうです。

研究者個人の倫理観もあり、自衛隊関係だから一律禁止というのは行き過ぎかも知れません。

一方で、平和利用に限定したいという意見も理解できます。


研究倫理の面で非常に難しいところだと感じます。

2014年5月11日日曜日

奨学金

大学には、様々な奨学金が用意されています。また、授業料の減額・免除といった制度もあります。

なかでも、最大のものは、日本学生支援機構の奨学金でしょう。

無利息(第一種奨学金)と利息付き(第二種奨学金)があります。

これらの奨学金は、検討の価値が非常に高いものです。

無利息はもちろん、利息付き奨学金も非常に低利率であり、一般の資金借り入れと比較してかなり有利です。

また、「教育ローン」などもありますが、同機構のHPでの比較を見ても利率の違いは明白です。

さらに、返還猶予制度など、もしもの時の制度も充実しています。

返還も、長期間でゆっくりと返すことが出来ます。(もちろん一括・短期返済も可能)

利率が無いまたは、あっても低いので、返還が長期でも負担は小さいです。
最大利率3.00%も定められており(現在は、利率見直し方式0.2%、利率固定方式0.82%)なので安心です。


「世の中おいしい話なんてない」とよく言いますが、これは例外でしょうね。
お金は振り込まれますが、使途についての事後審査はありません。(だからといって不適切なことには使わないように!)
独立行政法人が非営利で、学生のために行っている事業です。

私の周囲にも、この奨学金の利用者がたくさんいます。


もちろん借入金であることに変わりありませんので、返還は当然です。
返還金は下の世代の奨学金になります。
悪質な滞納が増えているそうで残念です・・・。「恩を仇で返す」ことはしたくないですね。


学費・生活費のアルバイトで学業が圧迫されるのは本末転倒です。
経済的事情で、やる気はあるのに大学(院)への進学をあきらめる学生をゼロにしたいですね。

参考:日本学生支援機構

2014年3月16日日曜日

学問をしなさいby兼好法師そしてSTAP細胞

2014年3月15日付け朝日新聞の天声人語で、

「学問をしなさい。そうすれば自分を誇らず、友と争うべきでないことがわかる。重職を辞し、大きな利を捨てることができるのも学問の力だ、と。なにごとも自分を後回しにし、他人を優先するのがよい。慧眼(けいがん)の人はそう説いている」

と、兼好法師「徒然草」を紹介していました。

この日の天声人語は、STAP細胞問題に関連して、科学研究分野の競争の厳しさを問う内容となっています。

この問題に関しては、理化学研究所の発表を見ると、重要な部分に別の論文の写真が使用されるなど、不審点が列挙されています。

参考:研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査中間報告について


また、本日3月16日付け朝日新聞「声」欄(読者投稿欄)で、「理研の論文チェック体制は大丈夫か」という意見がありました。
しかし、理研は研究環境の提供機関であって、研究成果が正しいかどうかの審査は主要業務ではないはずです。

ご存知のように、「STAP細胞は実在するのか」といった疑義が出ており、今後の動向が注目されます。ヒトES細胞捏造事件や、石器捏造事件のようなことにならないといいですね。

論文を取り下げた途端、別の研究者が「STAP細胞作製に成功」の論文を出してくる可能性も皆無ではありませんしね。


生命科学の分野は、非常に競争の厳しい世界です。それでも、研究者としての最低限のルールは守っていかなくてはいけません。社会の不振を招き、他の研究を遅らせるようなことは避けなくてはなりません。

2014年2月21日金曜日

フォーチュンクッキー 留学JAPANバージョン



「トビタテ!フォーチュンクッキー 留学JAPANバージョン 」という動画が、先日2月13日公開されました。

文部科学省のものすごくエライ人も多数出演されています。
朝日新聞によると、文科省幹部名での依頼を大学に出したそうです・・・。
発案した人もすごいですね。

出演は、「グローバル人材育成推進事業」と、「グローバル30」採択大学の計47大学だそうです。
出演の一覧がなかったので、つくってみました。

東海地方(愛知・岐阜・三重・静岡)からは、愛知県からのみ出ており、名古屋大・愛知県立大・愛知大の3大学です。
三重県含むあとの3県からはゼロ・・・。
まだまだ東海地方の大学はグローバル化への意欲が足りないのかもしれません。


(出演一覧)
国際教養大
千葉大
鳥取大
北海道大
武蔵野美術大
東京大
関西学院大

早稲田大
筑波大
立命館大
埼玉大

新潟大
九州大
明治大

慶応大
一橋大
東京医科歯科大
大阪大

東京海洋大

京都産業大
創価大
名古屋大
山口県立大
上智大
国際基督教大
東北大
杏林大
立命館アジア太平洋大
中央大
同志社大
京都大
山口大

独立行政法人日本学生支援機構
トビダテ!留学JAPANチーム ※留学促進キャンペーン。グローバル人材育成施策として実施
文部科学省高等教育局
同初等中等教育局

文部科学事務次官 ※文部科学省の職員(大臣等除く)で一番エライ人
審議官
官房長
科学技術・学術政策局長
高等教育局長 ※全国の大学を取り仕切る部署のトップ
初等中等教育局長
生涯学習政策局長

文部科学大臣
副大臣
大臣政務官

昭和女子大
留学生(米国)
留学生(イタリア)
神田外国語大
福井大
芝浦工業大

愛知県立大
長崎大
法政大
お茶の水女子大
神戸大
東京工業大

北九州市立大
亜細亜大
共愛学園前橋国際大


東洋大
愛知大
AKB48

2014年2月18日火曜日

Yale-NUS大学

NHKWORLDで、Yale-NUS大学が紹介されていました。

シンガポールでつい最近開学した新しい大学です。
世界中から、優秀な教員・学生を集めている様子。

日本人学生も紹介されていました。

教員には、高給が支払われているとのこと。
もちろん成果主義の厳しい世界なのでしょう。

人材を重視するシンガポールの国策と思われます。

たまたま見かけたので紹介までに・・・。

2014年2月8日土曜日

学内デザイン事務所

朝日新聞電子版(2014年2月7日)に、
三重大にデザイン事務所あります 名は「カゲムシャ」」という記事がありました。

美術教育専攻(教育学部)の三重大生が、手掛けており、ポスターや外装デザインなどを受注しているとのこと。
学内のみならず、外からも依頼が来ているそうですよ。

きっかけは、岡田博明教授が、自らに来た依頼を学生に頼んでみたことだそうです。

さっそく、岡田先生のページをみると、なんと三重大学シンボルマーク・ロゴもデザインされていました。
また、先生のページは、トップページなどに素晴らしい絵が掲載されています。
三重大公式ページにも是非描いていただけないでしょうか。





2014年1月15日水曜日

証明写真を自分で作成

今回紹介するのは、「証明写真をつくろう!」(フリーソフト)です。
写真店やコンビニでの印刷代(30円くらい)だけで証明写真が作れてしまいます。


英語検定や漢字検定といった試験で、証明写真が必要なことが時々あります。

受験票に貼り付けるだけで、わざわざ写真屋さんへ撮りに行くのももったいないなぁというときに便利なソフトです。


私は、背景の壁を白色にして、デジカメで自分を撮影して利用しています。サイズも、3cm×4cmはもちろん、パスポートサイズなどにも対応していますよ。

イベント用の身分証を作るのにも使えそうですね。


(参考)
窓の森 デジカメ画像を履歴書などの証明写真へ加工できる「証明写真をつくろう!」