ある元三重大学生のブログ: 募金詐欺を観察

2017年8月6日日曜日

募金詐欺を観察

名古屋駅や近鉄四日市駅周辺で、募金詐欺のフィリピン人(と思われる)人を見かけることがあります。

(流れ)
・「エクスキューズミー」と寄ってきて、名刺サイズのカードを示す
・カードには、「貧しい子供たちのために寄付を・・・」等書いてある

国内他都市でも遭遇しました。
私は、募金したことはありませんが、ふとどの程度応じるのか気になり、先日、観察してみました。

結果:約20分で5人が募金!!
金額は一人数百円程度?

人通りが非常に多いため、
声をかける人数も多いです。単独者だけでなく、グループにもどんどん声がけします。

もちろん、多くは完全無視or軽く拒否して立ち去りです。

しかし、驚いたのは、声掛けで、立ち止まった方々です。
今回の観察において、「立ち止まった人の8割以上」が募金に応じた印象でした。
立ち止まって、カードを見たら相手の勝ちという状況でした。

何も特別なことはしていません、ただ、ニッコリとカードを見せて、ご協力を的なことを言うだけです。

今回募金した5人すべてを観察していましたが、お札は見えませんでした。そのため、金額は硬貨で行ったと思われ、金額も数百円であろうと推定しました。

本当は、募金した人たちに聞き取り(金額、募金詐欺と知っていたか・・・)もしようかと思いましたが、さすがに自制しました(笑)

(具体例)
・素直にそのまま募金
・カップルで女性が募金しようとするのを男性が制止
・外国人は対象外の様子

なお、もっと観察したかったのですが、観察中にチラチラとこちらの様子を窺うようになり、途中でどこかへ行ってしまったので、観察終了となりました。

募金協力していた人たちは、きっといい人たちなんだろうなあ。


(注記)
もちろん、この外国人は、本当に募金をしていたのかもしれません。
あるいは、一部を募金としているのかもしれません。

また、募金詐欺だとしても、財布を出した途端強奪するわけでもなく、飽くまで平和的であり、金額も振り込め詐欺に比べればわずかで、実質被害はほぼないとも言えます。

しかしながら、
・募金者が詐欺であると知り、今後募金しなくなる
・寄付に不信感を持つ
・そのお金を本物の募金に使っていれば、多くの人命が救われた可能性がある
といった点で、非常に罪深い行為です。

(結論)
・募金詐欺が存在し、善意が反故にされている事実を知ること。
・募金は、確実に信頼できるところですること(大手スーパー店頭など)。



(参考)
主要駅に出没するフィリピン募金(詐欺)に気をつけよう - NAVER まとめ 

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