ある元三重大学生のブログ: 伊勢志摩サミット メディアセンター「別館」の採算について

2016年6月5日日曜日

伊勢志摩サミット メディアセンター「別館」の採算について

前回の、「伊勢志摩サミット 事後見学ツアー」(2016年6月4日)でも最後に少し触れましたが、伊勢志摩サミットで、建設された、国際メディアセンター別館は、建設・撤去費用で、30億円以上かかっているとのこと。

これについて、一部で批判的な意見もあるようです。

しかし、私は、問題ないと考えています。

2007年度の話ですが,

宣伝広告費(年間)
トヨタ:1083億円
ホンダ:913億円

(参考)
http://news.livedoor.com/article/detail/3969010/
電通広告年鑑'08-'09によるとのこと


この2社合わせると、別館を60棟建設できます。
「毎週」造っては壊せる訳です。


純粋な広告宣伝だけで、企業が、毎年これだけ使っています。

もちろん、消費者負担です。


今回の別館は、

実用(報道拠点)+宣伝(全世界)。

であることを考えれば、妥当ではないでしょうか。



資材は、再利用するらしいです。

壊すなんてもったいないというのは、同感ですが、
そのまま使うのは、難しいでしょうね。

本体部分(内装以外)は、倉庫のような真四角の鉄箱でしょうし。
5月向けに断熱材なども少ないでしょう。

大改修+維持費で赤字は膨らみ続けます。
隣の県営サンアリーナだけでも、苦しそうです。


私としては、LCCターミナル用に空港にでも売却すればどうかと思います。




ちなみに、費用だけで考えると、警備費用(人件費、宿泊費、移動費用など)や休業などへの損失保証、各国首脳や随行員などなど他にも相当な額になりそうです。
もちろん必要経費ですが・・・。

経費削減でG7をやめるというのは、それ以上に日本は損失を被るでしょう。








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