ある元三重大学生のブログ: 【絶景】オハイ(尾鷲市)の公式地図を掲載

2024年2月25日日曜日

【絶景】オハイ(尾鷲市)の公式地図を掲載

 熊野古道が世界遺産登録から20年が経過しました。

三重大学も所在地の大学として関係がいろいろありますね。

三重大X(広報誌)No.16 2008冬号(PDF)


私も熊野古道には年に数回、定期的に訪れており、今回は尾鷲市にある「オハイ(大配)」を訪問しました。(オハイは熊野古道ではありません。)


【目次】

①オハイの公式地図

②初めての熊野古道の方にオススメのコース「馬越峠+オハイ」


①オハイの公式地図

今回初めて訪問するにあたって入手できなかったのが地図です。


尾鷲市の配信する簡単な下記地図はあるのですが、詳しいものがネットにありません。


画像:尾鷲市観光サイト(簡単な地図)


そもそも詳細地図はないのかとおもい、登山アプリ「ヤマレコ」の経路履歴でみる以外の方法はないと思っていました。


ところが、現地で下記の地図を入手しましたので掲載しておきます。

(記載はありませんが、尾鷲市または市関連団体作成と思われます。)







②初めての熊野古道の方にオススメのコース「馬越峠+オハイ」

私はこれまでに、熊野古道

・伊勢路(紀北町以南)

・大辺路(南部)

・中辺路(一部)

・奥駆道(山上が岳など一部)

を歩いたことがあります。

その経験から、熊野古道ではないとはいえオハイは最上位クラスでした。


率直に言って熊野古道(伊勢路以外も含む)はイマイチなコースも結構あります。

(植林の杉ばかりで景色が良くない。滑りやすい急な石階段が長距離。管理されず荒れた山の区間など・・・)


初めての人が「こんなものか」という感想でリピートしてもらえないのは、観光の大きな可能性を持つ紀伊半島の振興においても残念です。


そこで今回のリピートしたくなるおすすめコース。

このおすすめコース想定層として

・熊野古道を訪れたい

・世界遺産部分を歩きたい

・ハイキング、軽登山経験あり(街歩き装備ではない、ある程度のハイキング装備)

を前提にしています。


(コース)早朝出発で日の長い時期なら日帰りも可能?

馬越峠の道の駅海山(尾鷲市の北)から往復1~2時間程度歩く。少し歩く程度に留め、尾鷲市側まで山は越えないでスタート地点に戻る。有名な石畳の道を楽しむことが目的。

参考地図 熊野古道伊勢路(三重県サイト)


その後、九鬼(尾鷲市南部)へ。

オハイへ向けて歩く。休憩を少し入れると往復4~5時間程度。(オハイ滞在時間を除く。)

参考地図 上記①を参照。


熊野古道の世界遺産とオハイの登山・自然林・絶景を楽しめるコースはおすすめです!

途中の道も、川の音や海の波の音、自然林を楽しめます。

オハイ周辺は原生林など他コースもあり、この地域にまた来たいを思うこと間違いなしです。


【オハイの注意】

・地図には遊歩道とありますが、馬越峠程度以上の山道です。

軽登山経験があった方がいいですね。

・服装や靴は街用おしゃれ系では不可。スニーカー+ジーンズの人もいましたが危険です。

スニーカーは岩場や泥で滑りかねませんし足を痛めるおそれも。

またジーンズは山に不向きです。

・大きなリュックは必ずしもいらないでしょう。非常用の飲料水・食料は多少は持ちましょう。当然両手は使える状態になるように。トートバッグなどは非常に危険です。

私は、先日買ったボディバッグで行こうか迷いましたが…結局リュックサックにしました。

・他の熊野古道より高低差は小さい傾向

・直線距離だと短く見えますが、アップダウンと距離(往復4時間、片道2時間)があります。山の斜面を上がったり下りたりしながらオハイに向かうことになります。

・注意すれば道に迷うことは少ないでしょう。ピンクリボンが目印です。

・いくつか注意箇所があります。樹木がせり出した細い道の横は深い崖になっているところもあり、慎重に進みましょう。

・季節には注意。

夏→水分は必須。命に関わります。

冬→日没時間に注意。特に正午以降の入山はおすすすめしません。暗くなったら真っ暗です。道で転落したら命に関わります。

・駐車場は指定されています。九鬼の方々のご迷惑ならないようにしましょう。

鉄道で行くのも悪くありません。九鬼駅からも徒歩15分~20分で登山口に到達可能。

本数が少ないので、事前にダイヤ情報を収集しておきましょう。

・その他ネットでも情報収集を。


TVでも紹介されて人気のスポットであるオハイ。

今後も沢山の人が訪れるでしょうね

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