ある元三重大学生のブログ: 2025

2025年6月14日土曜日

【ワークマン】欠点あり 防水シューズハイバウンスレイン2900円【1年半使用】

ワークマンのシューズの中でも特に人気の高い、 防水シューズハイバウンスレイン2,900円(商品番号SG400)。


私も購入から1年半が経過しますが、満足度は高いです。

ネットでも絶賛する声が多いですね。


今回は、敢えて欠点を一つ書いておきます。

【アッパー生地から水が染みてくる】のです。


公式サイトにもあるとおり、「アッパーに透湿防水素材イナレムを使用」しています。

そのため、雨の日でも簡単には雨が内部に浸透してこないと思っていました。


確かに、多少の雨の中であれば問題ありません。

ただしアッパー部分は「撥水性能の範囲内で」と考えるべきです。


例えば本降りの雨の中を15分程度歩いたり、降雨直後の濡れた芝生の中を15分歩いてみてください。

初めは、アッパー生地が水を弾いてくれて撥水性能がよく分かるはずです。しかしだんだんと撥水しなくなって生地が濡れてきた途端に内部も濡れ始めます。


透湿「防水」のイナレム使用ということで、アッパー生地の撥水機能の限界に達しても簡単には濡れないと思っていました。

もちろん当初は、ベロの部分に水が浸入して濡れていると思いましたが、違いました。

確かにつま先付近から濡れてきます。

推測ですが、アッパー生地に防水性能はあるものの、歩行時の曲がりで圧力がかかり水が浸透してしまう気がします。


ネット動画のように短時間の水かけ実験では撥水性能が高いため分かりません。

公式サイトの口コミにもこのような指摘は少なく、濡れないことが強調されています。

私も雨の日用に使ったりしていたのですが、何度使用しても、やはりベロではなくアッパー生地から染みてきますね。


このような欠点はありますが、耐久性も高く驚くほど靴底もすり減りません。

引き続き愛用していきたいです。



2025年6月8日日曜日

【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ(専門家と話せる) その5

 例えば、短期出展しているブース。

Beyond5G(総務省の展示)という展示があったのですが、ここでは政府系研究機関の様々な研究を紹介していました。

説明の方がパネルの前にいるのですが、アルバイトの方も多いです。簡単な講習を受けて基本的な説明を繰り返している感じですね。

ところが、こういうところには高頻度で「ホンモノ」が混ざっています。話していると「なんか詳しすぎるなこの人」という場合があるのです。

そこで「もしかして研究されてる方ですか?」と聞いてみましょう。

私の場合も「はい。実は専門はこのパネルのこの部分でして・・・」などとお話しいただき、質問にもこたえていただけ非常に有意義でした。


あるいは、「森になる建築

小さな休憩所のような丸みのある建物が建っているのですが、セルロースを3Dプリンターで作成した建物なんです。

大抵は前を通っても一般スタッフ(派遣社員さん等)がおられるだけなのですが、この日は違いました。

そのスタッフさんに加えて、スタッフIDを下げたおじさん(失礼!)がウロウロしています。

雰囲気もスタッフさんとは異なります。ここでも声掛けしてお聞きしたところやはり建築家さんでした。かなりマニアックなお話が聞けて素晴らしかったです。


注意点としては、あまり話し込むのは良くないかなと思います。手短に切り上げましょう。




2025年5月6日火曜日

【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ(会場音楽) その4

 万博会場のゲートに到着すると、まず耳に入るのはお祭りを思わせる賑やかな音楽。

一部で「鶯(うぐいす)ラップ」とも言われている明るい曲です。

また、会場内でもいたるところにスピーカーが設置され、高音質で音楽が流れています。


そして、驚くことに

これらの音楽は「会場エリアごとに異なる」のです。

多くのアーティストを起用し、エリアイメージに基づいて作曲。

以下の図は、会場マップに曲を書き込んだものです。

(図出所:EXPO WORLDs公式サイト





更に会場全体は一定時間ごとにエリアごとの音楽が連動。また、天候により楽曲が変化するなど驚きのこだわりぶりです。

これに気付いている人は少数でしょうね。私も調べてはじめて気づきました。

2025年4月24日木曜日

【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ(コーヒー編) その3

 ⑦ローソン大阪・関西万博店

東ゲート付近にあるローソン。

万博限定のコーヒーを提供している情報があり行ってみました。

「シングルオリジンモカアイスコーヒー」

(Mサイズ:税込398円、Lサイズ:税込598円)


・アイスのみの提供、フタも脱プラで紙製

・通常ローソンのアイスコーヒーと比較して、苦みが抑えられ上品な味。香りも上質。わずかにスモーキーさもある。

・Mサイズ190円くらいで売って欲しい。


サントリーパークカフェ

こちらも万博限定コーヒー情報があり行ってみます。






「サントリー 挽き立てBOSSレインボーマウンテン」(ホット・アイス)

税込600円

・缶コーヒーボスのコーヒー豆を挽きたてで提供している様子。

・木製カップで提供されるため、木の風味がほんのり。

・苦み、酸味が控えめでコク重視の味は確かに缶コーヒーボスを想起させる。

メールアドレスを登録し、注文、クレジットカード払い・出来上がり案内はスマホで完結。良さそうに聞こえますが、個人情報提供したくはない。

店内からは大屋根リングが良く見えて景色もいいです。


⑨サウジアラビア館

カフェでは、サウジアラビアのコーヒーを提供しています。並ぶこと20分。






700円ですが、カップは試飲に使うような小さなもの。デーツ?の小さなフルーツ付きとの情報がありましたが、私の時は付属はありませんでした。

・よくテレビでも独特の香辛料入りコーヒーと紹介されているが、日本で味わうのは大変。

・味は、コーヒーというよりはスパイス茶。

・カレーの辛み成分と一部スパイスを除いた味。不味くはないが美味しいと感じるには少し時間がかかりそう。(クセになりそうな味ではあった)




2025年4月23日水曜日

【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ その2

 ③警備ロボット

日本館など会場各所にいる自動巡回ロボ。安全第一で動きはゆっくりですね。カメラが沢山付属していますが、移動用なのか警備用なのか…。立ち止まっていることも多く、どの程度警備の役に立っているのか疑問ではありました。







④大屋根リング

シンボルともなっている木造の巨大構造物。

デザイン性も高く、上層部分の通路は手すりが低めで、板ではなくワイヤーで仕切られています。これにより、開放感が格段に上がっていますね。

その分、下にスマホやペットボトルを落とすリスクがあります。落下物による事故が起きる可能性は高そうなので十分注意しましょう。







⑤中国パビリオン

他より監視カメラが多い気がします。気のせいかも?

どうやら中国メーカーのようで、内部の関係者用リーダーも中国メーカーのようです。

このあたりにも独自性が出せるんですね。

また、リアルな3D映像をガラスに触れて自由に動かせる体験は良かったです。

月の砂の展示もあるのですが、野球ボールより大きめの謎の球体をのぞき込まないと見られない仕様となっています。

なんか光彩をスキャンする機械に似ているような…

おすすめの海外パビリオンです。


シグネチャーパビリオン「いのちの未来」(大阪大学石黒先生監修)

アンドロイドの最先端を見ることができます。

・全員に渡される端末

端末本体に注目しました。










この端末から出ている有線イヤホンを装着して音が聞こえる仕組みです。

問題は、端末本体です。

音量調整+wifiの音声受信の機能のみのはずなのに、ずしりと重く、スマホと比べかなり厚く大きめです。

なぜか。

着目したのは一番最初に同意させられる「利用規定」です。

この中に、「統計的に取得した心拍数等を利用することがある」と記載があります。

推測ですが、この端末「心拍計」も兼ねていると思います。

実際首から下げるとお腹のあたりに密着するようになっており、データ取得には最適です。

この利用規約以外に心拍数等の取得について説明されることはありませんでした。
同意の取り方、意識させないデータ収集などの好事例でしょうね。

・アンドロイド
マツコのアンドロイドで話題になっていますが、多数のアンドロイドを見ることができます。最先端の実物を見る機会はめったにありません。

ただ、微妙に昭和のロボット感が漂い(特に案内ロボのペトラ)感動は薄かったですね。
さらに、最終展示室「1000年後の未来」では終末感漂うアンドロイドたちが、なぜか頭から網タイツを被って暗闇の中を動いて不気味ですw
手塚治虫の漫画「火の鳥」を思い出しました。

・建築デザイン
真っ黒な外観ですが壁ではなく通気性のある網目からできています。そこに水を流しているので涼しいですね。特に目新しい感じはしませんが一般化してもいい構造だと感じました。





2025年4月22日火曜日

【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ その1

 大阪・関西万博に行ってきました。

つい、パビリオンなどに注目しがちですが、私の今回の主な目的は

・最新技術の実物を見学

・高度なデザイン・音響を感じる

・可能な範囲で関係者と話す

です。

テレビやネットでも最新テクノロジー情報は溢れています。

しかし、万博は実物を見たり感じたりできる貴重な機会です。

普段だと、このような機会は展示会(モーターショーなど)や散発的に行われるメディア向け見学会があるくらいでしょう。

これらが集約されて効率よく一般人にも開放されているのが万博だと考えました。記者が体験していて「体験できていいなぁ~」と思ったことありませんか?


e-Mover

というわけで、開場9時過ぎにさっそく入場し、多くの人とは逆方向の「e-Mover」乗り場へ。

これは、自動運転バスで会場の外周を一周するもので、なかなか一般人が乗車する機会はありません。

さらに運転手さん(手を離しているが乗務はしている)だけでなく、技術者らしき方と2名のスタッフで運行されています。

開場直後で乗り場にはだれもおらず、自動運転バスも貸切でした。






車内の様子。手離し運転(公式)です。


何かあっては大変と言うことで、思いの外制約がありました。

・着席限定(9席のため希望者多数の時は要予約)

・ゆっくりした運転(感覚的に最高40~50km/hの印象)

それでも、バックヤード付近でバスに気付かず作業する人の横を通るときは減速するなどしっかり認識できていました。

※乗車1回400円(1日券1000円)

②最新太陽光発電

バスで会場に到着しましたが、さっそく珍しい太陽光発電が!





ペロブスカイト太陽電池(西ゲートバス到着エリア)


この太陽電池は、曲げられる・一部の光を透過する(下で作物が育つので農業と併用可)など一般的な太陽電池と比べ幅広い場所に設置が期待されているものです。

みなさん西ゲートに気を取られ誰も見向きもしていなかったのは残念ですね。





2025年2月24日月曜日

【サイゼリヤ】メニュー改定2025.2

 サイゼリヤのメニュー改定が2025.2に行われました。

〇気になった変更点

・明太子のドリア(たらことエビのドリア)

海苔(刻み海苔)が無くなった。

ネットでも見かけないが、この海苔は香りが強く高級品ではないかと思っている。

大手100円回転すしではなくて、高価格系回転すしの軍艦巻きの海苔に近い。

この海苔のために明太子のドリアを頼んだこともあった。


・ランチのドリンクバー(100円)が消滅

ドリンクバー200円に統一されました。

それでも安いですが。コカ・コーラの値上げ圧力は大きそうですし。

また、ランチスープは、ランチメニュー以外を注文しても飲み放題になりましたね。


・ミニフィセル(フランスパン)が消滅

これは大きいです。若干品質が変わった印象がありましたが、まさか消えるとは…

これをオリーブオイルにつけて食べるために、ランチはいつもライスではなくてミニフィセルでした。

欧州はバゲットの本場。復活してもらいたいですね。


それでも値上げは今回もありませんでした。

驚きです。いつ値上げがあってもおかしくないと思っていますが、継続的に価格を維持できるのは円安もあり相当に大変なはずです。

2025年1月18日土曜日

【J-REIT(リート)】大幅上昇もあり得るか。25年2.17最高裁判決に注目【独自見解】

 2025.1.17付け日本経済新聞(電子版)で「高層建築の固定資産税評価額、算定方法巡り最高裁で弁論

という記事がありました。


誰も記事にしていないので、独自主張をしますと、

もしかしたら、リート(高層ビルを多く保有するものに限る)にとって上昇の機会になるかもしれません。

飽くまでも可能性ですが…


概要として

・高層ビル(下層と上層で構造が違うもの)の固定資産税の下がり方が緩やかすぎる

・本来は、もっと早く税額が低下する基準を採用すべき

と三菱UFJ信託銀行が主張しているものです。相手側は大阪市・広島市です。


【もし、最高裁が信託銀行側の主張を認めるとどうなるか】

固定資産税が大幅に低下することになります。

翌日1.18付け同紙では、1棟で最大11億円程度の差があるとのこと。つまり、税額で1棟あたり年間1500万円程度です。

これは、保有物件1棟あたりです。

また、場合によっては、遡及して返還を命じる可能性もあり莫大な還付金が発生することもあり得ます。

そして、訴訟対象の物件だけにとどまらず日本全体の高層ビルに同様のことが発生することも考えられます。

今後の高層ビルの固定資産税は安くなり、さらにこれまでの固定資産税の差額分が還付されるということもあり得ます。


そこで、気になるのがリートです。

高層ビルを多数保有するリートもあり、想定外の利益が計上される可能性があります。

法令上利益を分配する必要があるため、増配の可能性もあります。

(税還付があっても、リート全体からみたら大きいのか小さいのかという疑問は残ります。)


特に、都心(=高層ビルが多い)のオフィス系リートは利益が大きいでしょう。

住宅は固定資産税の軽減があり相対的に税還付の恩恵は小さいと思われます。


また、高層ビル(下層と上層階で構造が違う)という条件があります。

そのため、地方に物件を多く保有するリートでは、高層ビルが少なく恩恵が小さそうです。


注目したいのは、

「この判決がマイナスになることはない」ということでしょうか。

・三菱UFJ信託銀行が勝訴

高層ビル全体の税金が安くなるかも。税還付があるかも。

・自治体側が勝訴

これまでと変わらない


の2択になりそうだからです。


もちろん様々な要因でリート価額は変動しますので、今回の裁判だけに限ればの話ですが。


参考

(固定資産税の下がり方)

もう少し、固定資産税の下がり方について書いていきます。

固定資産税は評価額✕税率(1.4%+都市計画税0~0.3%程度)で計算されます。


これを見ると、

評価額を下げればいいじゃないか

と思いがちです。


もちろんそうなのですが、評価額の算出方法は決まっており、実勢価格と比べてもかなり安くなる場合がほとんどです。


見落としがちなのが、

減価償却です。

これは、建物の建築年数に応じて評価額✕経年補正率(=減価償却率)で計算されます。

簡単に言えば、古い建物ほど評価額が下がる=固定資産税も安くなるということです。


当初の評価額は固定され、それに「建築年数に応じた数値」を掛け算することでどんどん評価額は下がっていきます。

下限は評価額の20%です。


ところが、この「建築年数に応じた数値」は

建物の構造によって異なります。


国の定める減価償却に沿っているのですが、

木造・軽量鉄骨・鉄骨・鉄筋コンクリートといった構造別になっており

下がり方にかなり差が出るのです。

(例)

木造:20年くらいで下限20%に達する

鉄筋コンクリート造:50年くらいで下限20%に達する


グラフにすると分かりますが、非木造はゆっくり下がるので税額もゆっくりとしか下がりません。結果として取り壊しまでの総税額は相当な差が出ます。


今回の裁判は、高層ビルでよくある構造(下層と上層階で構造が違う)で、税額がゆるやかに下がる減価償却を適用しているのはおかしいという主張です。

(自治体側は下層=頑丈な鉄筋コンクリート造、上層=下層よりは頑丈ではない鉄骨造でも上層階は下層階のおかげで成り立っているという主張のようで妥当性はありますね。)


とにかく、固定資産税は木造がお得な制度になっており、大手チェーン店では大きなお店も木造にして節税しようとする例もあります。(公式には言いませんが、おそらく木造にする大きな動機になっています。)


最近では、木造の高層ビルも話題になっていますね。

これも公式には言いませんが、節税が売り文句になっている可能性が高いです。


というわけで、高層ビルを多く保有するリートを購入するか迷うところですね。

リート指数連動型ETFでもいいですけどね。

2025.2.17に最高裁判決がどう出るか、注目しています。



2025年1月13日月曜日

津駅 JR・伊勢鉄道と近鉄の利用方法(改札案内)

津駅の JRきっぷ売場(改札前)に並んでいると、カップルが改札機の前で困惑していました。

津駅は初めてで、スイカで名古屋へ行きたいけど、どうすればいいんだろう???ということのようです。

【結論】

①津駅の改札は、合計3つ。

東西2か所と東(JR)側の商業施設津チャム無人改札。

②すべての改札で、どの鉄道を利用する場合でも入場可能。JR(伊勢鉄道含む)、近鉄の共同改札です。

③改札内でJR(伊勢鉄道)と近鉄は往来自由。

・ICカードについて

スイカ・イコカなどのICカード利用も可能。ただし、ICカードで乗車できるのは近鉄のみ。

間違ってJR(伊勢鉄道)に乗車した場合は、乗務員さんに申告すれば問題なし。

【解説】

①津駅の改札は、合計3つ

東改札(1F):JR管理

※ミスタードーナツの方向に20Mくらい行くと、近鉄きっぷ売場(東改札)もあります。

西改札:近鉄管理

商業施設津チャム無人改札:東改札(1F)のほぼ真上2Fにあります。マツモトキヨシ前です。


②すべての改札で、どの鉄道を利用する場合でも入場可能

JRの改札機でも近鉄のきっぷがとおります。また、ICカード対応です。

発車番線の確認は、

・JRと伊勢鉄道…改札のモニタで確認

・近鉄…改札入ってすぐ右の階段orエレベーターでこ線橋渡って近鉄へ。近鉄の案内モニタがあります。


近鉄の改札機でもJRのきっぷがとおります。同じくICカード対応です。

発車番線の確認は、

・JRと伊勢鉄道…こ線橋の電光掲示板で確認。なければ、そのまま階段orエレベーターで下へ行き、東改札の案内モニタを参照(改札内からは見えないので、東改札内側の掲示時刻表か駅員さんに確認)

・近鉄…改札のモニタで確認


③改札内でJR(伊勢鉄道)と近鉄は往来自由

こ線橋が1つ改札内にあります。


津駅東改札

津駅東改札の画像