ある元三重大学生のブログ: 【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ その2

2025年4月23日水曜日

【大阪・関西万博】技術・デザイン・音響…マニアックな視点で楽しむ その2

 ③警備ロボット

日本館など会場各所にいる自動巡回ロボ。安全第一で動きはゆっくりですね。カメラが沢山付属していますが、移動用なのか警備用なのか…。立ち止まっていることも多く、どの程度警備の役に立っているのか疑問ではありました。







④大屋根リング

シンボルともなっている木造の巨大構造物。

デザイン性も高く、上層部分の通路は手すりが低めで、板ではなくワイヤーで仕切られています。これにより、開放感が格段に上がっていますね。

その分、下にスマホやペットボトルを落とすリスクがあります。落下物による事故が起きる可能性は高そうなので十分注意しましょう。







⑤中国パビリオン

他より監視カメラが多い気がします。気のせいかも?

どうやら中国メーカーのようで、内部の関係者用リーダーも中国メーカーのようです。

このあたりにも独自性が出せるんですね。

また、リアルな3D映像をガラスに触れて自由に動かせる体験は良かったです。

月の砂の展示もあるのですが、野球ボールより大きめの謎の球体をのぞき込まないと見られない仕様となっています。

なんか光彩をスキャンする機械に似ているような…

おすすめの海外パビリオンです。


シグネチャーパビリオン「いのちの未来」(大阪大学石黒先生監修)

アンドロイドの最先端を見ることができます。

・全員に渡される端末

端末本体に注目しました。










この端末から出ている有線イヤホンを装着して音が聞こえる仕組みです。

問題は、端末本体です。

音量調整+wifiの音声受信の機能のみのはずなのに、ずしりと重く、スマホと比べかなり厚く大きめです。

なぜか。

着目したのは一番最初に同意させられる「利用規定」です。

この中に、「統計的に取得した心拍数等を利用することがある」と記載があります。

推測ですが、この端末「心拍計」も兼ねていると思います。

実際首から下げるとお腹のあたりに密着するようになっており、データ取得には最適です。

この利用規約以外に心拍数等の取得について説明されることはありませんでした。
同意の取り方、意識させないデータ収集などの好事例でしょうね。

・アンドロイド
マツコのアンドロイドで話題になっていますが、多数のアンドロイドを見ることができます。最先端の実物を見る機会はめったにありません。

ただ、微妙に昭和のロボット感が漂い(特に案内ロボのペトラ)感動は薄かったですね。
さらに、最終展示室「1000年後の未来」では終末感漂うアンドロイドたちが、なぜか頭から網タイツを被って暗闇の中を動いて不気味ですw
手塚治虫の漫画「火の鳥」を思い出しました。

・建築デザイン
真っ黒な外観ですが壁ではなく通気性のある網目からできています。そこに水を流しているので涼しいですね。特に目新しい感じはしませんが一般化してもいい構造だと感じました。





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